格闘探偵団バトラーツ/2003.11.11/東京・後楽園ホール③



第2試合 30分1本勝負
関本大介[大日本プロレス]&サンボ大石[K-DOJO]vs真霜拳號[K-DOJO]&十島くにお[K-DOJO]
●サンボ大石[K-DOJO](13分44秒 無道)真霜拳號[K-DOJO]○

★今大会の俺的ベストバウト!一番バトラーツらしい試合だったと思います。まあバトラーツの選手がいないのにって思いもしましたが。さて先発は関本選手と十島選手。お互い挨拶変わり程度のバチバチですぐに選手交代。つづいては真霜選手とサンボ選手の絡み。この二人抜群に手があっていた。グランドでの素早い攻防。立ってからのスピード感とても素晴らしかった。しばらくこの2つの絡みが中心となる。関本選手の振り子式のヘッドロックで十島選手が中盤苦戦をしいられる。なんとか逃れるとそこからはサンボ選手が捕まりローンバトルとなった。だが受けが格段に良くなっているサンボ選手はなんとか真霜選手の鋭いキック,脇固め。十島選手の顔面蹴りや張り手を凌いで関本選手にタッチ。そこからは関本ワールド全開。Wラリアット,エルボーで二人まとめてなぎ倒して行く。終盤になるとこれぞバチバチというような激しい戦いに。そこに若さとスピード,熱気があつまりまさにバトラーツというとうな展開に。バトタッグにはなかなか見れないスイング感も生まれ一進一退の攻防が続いた。関本選手はアルゼンチン,スピアー,エルボー等のパワー殺法で格の違いを見せつけた。この中では頭5,6個抜きん出てる感じでした。サンボ選手はガッツとスピードでひっ斯き回し鋭いピクトル膝十字などで沸かせる。体の小ささをもろともしない見事な戦いっぷりでした。真霜選手はKでは見られないようなエネルギッシュな戦いっぷり。こんな真霜選手は久々だった。やはりデビューした団体ってのは水があうのだろうか。唯一残念だったのは十島選手にいつものキレが無かったかなあ。当てに行く攻撃も当たらなかったりと。やはり獅子王杯等の影響だろうか。バックドロップは鋭くグリップも完璧で素晴らしかったけどね...まあ素晴らしかったんだけど,十島選手はこんなもんじゃねえなと。ただあとの3人が抜群に良かったので素晴らしい試合となりました。特に関本選手と真霜選手の絡みは至高の攻防でした。キックと逆水平チョップの打ち合いはド迫力でした。グランドなんかでも意地と意地のぶつかり合いが本当に熱かった。フィニッシュは真霜選手の2度目の無道がガッチリ極まりサンボ選手が無念のギブアップ。熱戦に終止符がうたれた。本当にイイ試合だった。これがオープニングだったら良かったのになあ。あとこの試合でプロレスを見た事無いような腐れ格闘ファンがプロレスのムーブを笑ってたのにはムカツイタなあ。プロレスは勝つだけの練習,試合なんて次元の低いものじゃないのがわかってないよなあ。ジム経営する団体が増えるとプロレスファンよりジム関係者や格闘ファンが増えるからしょうがないっちゃしょうがないけど...しょうがなくねえっつうの!!


十島選手
カッコイイ背中。


サンボ選手
気合いの入った入場!!


関本選手
カッコイイ!


これぞプロレス


ファーストインパクト


サンボ選手vs十島選手


ヘッドロック


渾身のヘッドロック
キャー!!カッコイイなあ。


至高の攻防


コーナーで


無道
逃れる道は無し!ギブアップするのみ!!


試合後
熱すぎだぜこいつら!!





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