格闘探偵団バトラーツ/2007.3.31/埼玉・バトルスフィア東京④

◎その他&観戦後記
★「バトラーツ全敗」...こんな事はバトの歴史を考えたら「どうってことねえよ」です。
バチ穴で池田選手が言ってたけど,バトラーツは強い人間が集まった集団ではなく, 強くなりたい気持ちを持った人間が集まった集団ですから。 けど本当はみんな強い人間なんですけどね...上昇志向とコンプレックスが人並みはずれて デカイんでしょう。
だかから全敗して悔しいんだけど,全然落ち込まないし元気をもらえた。 むしろ明るい未来が見えまくる現在のバトのリングは,エネルギーに満ち溢れ楽しい。
だから僕らは足を運ぶ。足が悪かろうが,家から遠かろうが足を運ぶ。 時間をかけて行っても,それに見合ったものを必ず魅せてくれる。 今回もそうだった。
3試合の合計時間27分08秒...18時45分開始で20時終了(休憩10分以上)... 短いながらも中身の濃い興行にけど満足しました。 心が満ち溢れた素晴らしい興行だった。
僕の家内はバトラーツが大好きだ。昔は一緒に色々な大会に行った。 しかし今は洋服屋の雇われ店長なので日曜日は絶対休めない。 さらに休みも不定休だから先が読めない...嫁が読めない(苦笑)。 しかしバトは日曜桂が定番。 そんな中土曜開催の為何年かぶりにバトを観れた家内。 家内はとても喜び興奮していた。 ありがとう鮫肌バトラーツ!!
帰りは新田駅前の石川屋新田店(立ち呑み)で1時間ほど呑んで帰った。 絶品の鶏のたたき。 串焼きはどれも美味い!!流石に石川屋名物のバラトマトはケタ違いのうまさ。 忘れられていた(苦笑)牛スジの煮込みも超絶品。 イカゲソも美味しかった♪ それにホッピーも最高でした。 とたけけさんの「石川屋見聞録」で予習していた甲斐がありました。 本当に美味かった!! そしてお会計...安い!!安くて美味くてビックリでした。 近所にこんな店あったらなあ...。 と思いつつ店を出て帰りました。
電車の中で家内が何かに気付きました。 パーカーに血がついていたんです。 リングが近かったので,澤選手の血が飛んできて着いてしまったようでした。 これぞ返り血ならぬ帰り血...激しい戦いだったのだなあと改めて思いました。
九段下で花見客と日本武道館で行われた RHYMESTARのLIVEの客がわんさか乗り込んできました。 RHYMESTARは僕も好きで良くクラブイベントに行ったりしてましたが, 最近はハードコアじゃなくポップなので興味が薄れていました。
そして客を見ても...しょっぱいなあ。 気合が入ってねえ普通の若者ばっかでした。 昔ヒップホップを聴いていたのは気合の入ったB-BOY達だった。 格好なんか関係なく熱くて気合が入っていたのがB-BOY。 格好だけB風ななんちゃってや新世代ヤンキーとは違う...このあたりは,なんとなくバトラーツやバチバチ を取り巻く環境と似ている。
そんなB-BOY達を熱くさせた曲「B-BOYイズム」。 今はバトの若い3選手にこそぴったりな歌詞だ。
「消して譲れないぜこの美学!ナニモノにも媚びず己を磨く! 素晴らしきロクデナシ達だけに届く轟くベースの果てに。 見た揺ぎ無い俺の美学、ナニモノにも媚びず己を磨く。 素晴らしきロクデナシ達だけに届く轟くベースのごとく... ....畑違い人間違いってか?わかったから黙ってな。 目クソ鼻クソのカテゴライズ耳クソの価値も無い.... ....数はともかく心は少数派、俺達だけに聞こえる特殊な電波。 良く見ときな最後にはどちらの勝ちか、アマノジャク達の価値観。 なにせ、行く手はエラク遠距離。足跡からも学ぶぜ謙虚に。 あえて時には手も汚そう愛なき時代の最中にようこそ... ...自分が自分であることを誇る。 ただそれだけ命がけで守る。イビツにひずむ俺イズムのイビツこそ自らと気づく。 奴らのカラー分かつこのプリズム、奴らに共通なこのリズム。 そう心こめて描く繊細なタッチ。栄光無き天才達に捧ぐ僕からに鎮魂か, または決して屈せざるヤツらの国家。 生まれ育ち国籍は違え、この旗の元忠誠を誓え。 泥にまみれつつ生きてく技術と千恵身に付け約束の土地へ...」 ってね。
頑張れリアルB-BOY達!!B-BOYのBはバトラーツのB!!


チケット...澤選手ありがとうございました。


対戦カード...澤節炸裂です。


地図だお


返り血ならぬ帰り血


石川屋新田店...ホッピーと鶏のたたき


皮とモモ


白モツとバラトマト


忘れられていた煮込み


ハラミとゲソ天...どれも安くて美味しかったあ♪

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