格闘探偵団バトラーツ/2007.12.09/東京・北千住THEATRE1010・ミニシアター②
◎第2試合 30分1本勝負
2代目スーパータイガー[リアルジャパン]&臼田勝美[BML]vs原 学[BML]&谷嵜なおき[自由]
○臼田勝美[BML](17分07秒 アンクルロック)原 学[BML]●
★試合はビッグマウスラウドの二人を中心に展開されました。
原選手と臼田選手が同門とは思えない激しい戦いを繰り広げる。
原選にいたっては臼田選手をハゲ呼ばわり...頼もしい。
それに対し臼田選手は鬼の表情でエグイ関節を極める。
そんな両者の気持ちのこもった攻防は,技術的にも素晴らしかったです。
特に臼田選手が原選手に腕ひしぎを狙い,それを原選手がブリッジで脱出しようとした時,
臼田選手が足を使い原選手のブリッジに力を加え回転させて膝を極めたのです。
ちょっとした足先の動きで次の展開に持っていった臼田選手の底力を感じました。
そんな二人に触発されたか?タイガー選手も良い動きを魅せる。
その蹴りの素晴らしさは相変わらず。
総合界に新風を吹かせた某選手のような上段回転回し蹴りは凄いですね。
さらにカットが素晴らしかった。
カットからもわるように,試合に対する集中力が前回より格段にあがってました。
さらにプロレスに対する適応力も格段に成長していた...来年はプロレスもどんどん試合数を増やして凄い選手になってもらいたいですね。
そんな中一人別ジャンル?から挑戦してきた谷嵜選手でしたが...。
動きは悪くないのですが,やはりこのスタイルではいまいち輝けず。
極めが見えないので戦いに緊張感が生まれない...さらにフェイク(太股パチン効果音)。
他のスタイルでは俺はアリなんです,それは痛い攻撃を客にわかりやすく伝える技術としては...
そうではなく,軽くしか当たってないのに「パチン」と連発するのは大嫌いですけどね。
けど...けどけど...このスタイルでは意味が無いし,やるだけしらけちゃいます。
バチバチ8の対戦カードで池田選手が「蹴ってないのに太股叩いて蹴り音出すな。」って書いてたけど,本当にそう思う...このスタイルではね。
だってそんな音は骨と骨がぶつかる音や,肉体と肉体が奏でる格闘音には勝てないから。
そんな格闘音が響きあうバトラーツのリングでフェイクをやったら,その選手がフェイクになっちゃうからね。
まあそんな感じで俺的に谷嵜選手の良さはバトのリングでは一個も出せなかったと思います。
最後は至高の攻防を繰り広げたBMLの二人の間で決着。
臼田選手がアンクルロックで原選手を倒し先輩の意地を見せました。
BML同門対決
ローキック
首絞め
タイガー・ネックチャンスリー
胴絞めスリーパー
膝蹴り
タイガーカット
膝裏十字固め
フィニッシュは,アンクルロック
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