格闘探偵団バトラーツ/2007.12.09/東京・北千住THEATRE1010・ミニシアター③

◎第3試合 30分1本勝負
 ●矢野啓太(8分25秒 レフェリーストップ)土方隆司[全日本]○
 *持ち上げ式フロント・スリーパーホールド
★第2試合後に休憩を挟んだことで,矢野選手が間に合い無事?第3試合が行われました。
試合では土方選手が横綱相撲というか,矢野選手に何もさせない。 そんな光景を俺は一歩下がった気持ちで観てました。 この試合は試合であって試合ではなく制裁だと。
俺は矢野選手が遅れた事情を詳しく知らないし,アナウンスされた内容から推測すればダブルブッキングみたいな事。 そうなるとあの事件を思い出す...
2005年12月18日桂スタジオ...チョコボール向井選手が新日本の後楽園大会とダブルブッキングをした為,到着がギリギリになった。 メインに出場する為入場してきた向井選手だったが,村上選手に一喝&一撃されメインのリングに上げてもらえなかった。
そう...バトのリングは一日ニ試合するような甘っちょろい覚悟では上がれないのだ(実際上がってる選手はいるけど)。 そんな事をバトに一度唾を吐いた土方選手が,矢野選手に体を使い厳しく教えているように感じた。 まああくまでも俺はそう感じただけであって,本当の事は知らなかったのだが...。
そんな土方選手から感じるバトへの愛...村上選手もそうだったけど,結局みんなバトのリングを愛し誇りに思っているのだと思う。 だからこそ矢野選手はやられながらも,何かを魅せなきゃいけなかったと思う。
それは実力差を考えたら一つしかない...気持ち。 奇襲のドロップキックでは若干見えたけど...。
最後は余裕を残したまま土方選手が矢野選手を絞め殺しました。
と...こんな風に試合を観て感じてたのですが,実は矢野選手はMARSという格闘技の大会に出ていたらしいです。 そこで格闘技しか観ないような人達にプロレスの凄みを魅せつける大役を任されていたようでした。
対戦相手は下田大作選手のようです。 だから週プロモバイルの試合結果で探してもいなかったのですね。
その事が詳しくアナウンスされていたら...誤解する事も無く,別の観方になってただろうなあ。 そう考えると惜しい事をしたかも。




圧倒的な力の差




動けない...


余裕をもっての腕ひしぎ逆十字固め


手首(手)を踏んで動きを封じる(驚)




悶絶


屈辱


アキレス腱固め


ラーション


ボコボコ


スタンディング式シャイニング・ウィザード




フィニッシュは,スタンディング式フロント・スリーパー

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