格闘探偵団バトラーツ/2007.12.09/東京・北千住THEATRE1010・ミニシアター⑤

◎第5試合 30分1本勝負
 石川雄規&澤 宗紀vs長井満也[無我]&関本大介[大日本]
 △澤 宗紀(30分00秒 時間切れ引き分け)関本大介[大日本]△

★メインではバトの変態師弟コンビ(変態デモクラシーズ)が,長井&関本組という強烈なチームを迎え撃つ。
リングに全選手が揃った時点で,澤選手の体格が一回り見劣りしてしまう。 苦戦は目に見えた...試合が始まっても苦戦の連続だった。
そんな澤選手に容赦なく遅いかかり潰しにくる長井&関本組。 長井選手は,周りの大変な状況を吹っ飛ばすかのような大暴れ。 超が付くほど馬鹿になって闘ってました。 その気迫と躍動感は凄かった...重いキックでは澤選手の体が浮いてました。
関本選手は圧倒的な肉体を駆使し,客の注目を集めまくる。 豪快な技の数々に自己を貫き,バトのリングで輝く芯の強さ...最高でした。 特にチョップの凄さは狭い館内にものスゲエ音を響かせました。 真っ直ぐすぎるほど真っ直ぐに大暴れする関本選手も馬鹿になってました。
そんな怪物達にメタメタにされる師弟コンビ。 石川選手は相変わらずの粘りに加え,この日は鬼のような気迫も凄かった。 アマチュアマッチや若手の試合で触発されたか? 序盤から飛ばす飛ばす...石川選手もかなり馬鹿になってました。
そんな馬鹿になって怪物達の間でそれ以上に馬鹿になりメタメタにされた澤選手。 どんなにボコボコにされてもすぐに立ち上がってきます。 その根性と気持ちに感動しました。
試合時間が残り少なくなると澤選手が一人リンチ状態に。 石川選手が助けに行こうとするも,強烈なカバーに救助が困難に。 それでも諦めず負けない澤選手...その体のどこにそんな凄いものが埋まってるのか?
久々に澤選手のもってる宝物が大爆発した。 “勝利”こそ予感はさせなかったが,最後の最後まで終わらせなかったのっは凄かった。 来年こそは“勝利”を予感させる選手になって欲しいが,周りは怪物達なのだから今回はしょうがない。
けれどもサイヤ人は死ぬくらいズタボロにされれば逆に強くなって蘇る。 澤選手もまさにそんな選手...IGFで石川選手をKOした事実があるように,潜在的な強さは本物のはず。 その強さが常に爆発する日が楽しみでしょうがない。
試合は時間切れ引き分けとなったが,各選手が死力を尽くした一戦に客席からは温かい拍手が注がれた。 この試合はみんながみんな馬鹿になって...いい意味での馬鹿ですよ。 馬鹿が集まり馬鹿な試合をして,客も馬鹿になった...久々にハチャメチャでバトらしい最高の馬鹿空間でした。 千住で馬鹿になって!!


関本選手


澤選手


石川選手


澤選手バトデビュー戦の顔合わせ






アキレス腱固め






パワーだけじゃない関本選手のテクニック


インディアン・デスロック


逆水平チョップ


チョップでダウン


スリーパー




腕ひしぎを持ち上げシットダウンボム


長井選手の重い蹴り


悶絶!


強烈!


テキサス・クローバー・ホールド








変形コブラツイスト




ランニング・エルボードロップ


ボディーブロウにビクともしない関本選手


レッグロック


卍固め


アームブリーカー


腕を破壊


腕極め袈裟固め


アームバー








ストレッチプラム


拷問コブラツイスト






アルゼンチン・バックブリーカー


背骨が...






足をたたみ...


STF


届け想い...結果は時間切れ引き分け

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