格闘探偵団バトラーツ/2008.06.01/東京・北千住THEATRE1010・ミニシアター④
◎第4試合 ヤングジェネレーションバトル2008・1回戦 30分1本勝負
~バチバチルール~
○澤 宗紀(9分42秒 ぶら下がり式腕ひしぎ逆十字固め)木村浩一郎[FREE]●
★昨年の12月16日の「バチバチ11」で澤選手は自分の売りでもある攻撃を
序盤からガンガン出し木村選手を攻め立てたが,一瞬の腕固めで逆転負け。
さらに試合時間は1分41秒という短さであった...まさに澤秒殺事件である。
そのリベンジの機会がヤンジェネ一回戦という大舞台で訪れた。
ここでリベンジし先へ進む事は,バチバチファイトを再び世間に注目させた
最大の功労者として必然となってくる。
入場するや澤選手は実に良い面構えだった。
女性からの花束贈呈もあったが,すぐにまた険しい良い表情になった。
そこに覚悟と自信と使命を感じた。
試合が始まるや果敢に前に出る澤選手...それをまたも脇固めで切り返す木村選手。
のっけから大きくしなる澤選手の腕...「またか」と思ったが,
今回はなんとかエスケープする事が出来た。
だがそこで油断できないのが木村選手のエグサ。
倒れている澤選手の顔面を殴る蹴る。
ここから始まった木村選手の残酷ショー...澤選手も要所要所で返してはいくが,
木村選手のエグさは時間が経つに連れ増していく。
それでも諦めない澤選手は,決して下がらなかった。
気持ちで負けてない表情と,泥臭い我武者羅な戦いっぷり...こうなった時の澤選手は強いし何かを起しそう。
途中で澤選手が勝つような気がしました...これマジで。
頭突きの連打で木村選手の気持ちを押し込むと,世界一攻撃的なシャイニング
・ウィザードがポーズ無しで発射された。
だが当りが浅い...そこを三角絞めにもっていった澤選手。
結果的にシャイニング・ウィザードと見せかけてのシャイニング・トライアングルに成功。
今後,このパターンは良い武器になりそう。
三角絞めを立ち上がり逃れようとする木村選手。
立ち上がり顔を踏みつけてくるのか?
体勢が崩れながらも必死で木村選手の腕にぶら下がり腕ひしぎ逆十字
に移行し極め続ける澤選手。
そのしつこさに木村選手の腕は伸びきり破壊されタップアウトした。
澤選手が勝利したのだ!!
執念の勝利...いや醜念とでも言うような醜くも念のこもった素晴らしい勝利だった。
あまりの嬉しさに俺もガッツポーズ連発!!
なのでフィニッシュは写真撮れなかった...ていうかカメラが動かなかった。
激しく喜びすぎたせいだろう(苦笑)
とにかく嬉しかった♪
勝って欲しいと切望していたが...本当に勝っちゃうんだもんなあ。
試合後満足気に握手を求める木村選手の表情も愛に満ち溢れ素的だった。
不器用な愛情表現をする愛おしき漢達の戦い...勝ち負け以上に
何かを貰った気がした。
澤選手おめでとうございます!!
次も勝って優勝を...しかし,次の相手は師匠石川雄規選手。
一難さってまた一難である。
しかし,この勝利による勢いはデカイ!!
次回の情念vs醜念のバチバチに期待したい。
澤選手入場
花束贈呈
良い面構えだナーシャ!!
握手で始まった...
またも秒殺か?
顔面踏み付けのプレッシャー
馬乗り掌底が襲う
不格好に殴りまくる
頭突き連発
遂にぐらつかせた!!
三角絞め...ここからフィニッシュへ
執(醜)念の勝利
握手で始まり握手で終わる
愛おしい戦いでした
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