格闘探偵団バトラーツ/2008.11.16/東京・北千住THEATRE1010・ミニシアター④
◎第4試合 30分1本勝負
●矢野啓太(16分16秒 レフェリーストップ)臼田勝美[BML]○
*顔面蹴り上げ
★選手コール時に両サイドに高く聳え立つ“とき山脈”と“ふみ山脈”と,矢野山脈との三角地帯に入り込んでしまった。
入り込みつつも頭の中は竜司興行に来るアノ選手の事でいっぱいになっていた。
どこか上の空の俺に隣のふみさんが「矢野選手あんまり好きじゃないでしょ」と。
俺は「そんな事ないですYO!!」と言ったが...それがきっかけで,試合を観つつ矢野選手の事を考えていた。
デビュー戦は燃えたが,それ以降の試合は燃えたかなあ...。
トリッキーな試合運びや動きは面白いし,今年一番期待してた格闘探偵団員だけどなあ...。
なんとなく天才肌で器用に戦う矢野選手に,熱さを感じる事はあったが,心の底から熱くなり声援を送った事は正直デビュー戦以来ないのかも。
好きじゃないと観られてもおかしくないのかもなあ...。
色々考えながら観ていた序盤のグランド戦は,なかなか濃密で面白かった。
2007年07月21日桂スタジオ大会以来の臼田戦の前に立つ矢野選手は,当時とは比べ物にならないほど成長し,
今や若手を代表するような選手となった。
そんな矢野選手の瞼を切り裂き怖さと強さを魅せる臼田選手。
久々に「兄貴カッコイイ♪」と思ってしまった。
そんな強い臼田選手相手に矢野選手もよく喰い付いていった。
その粘りはセミを任された事からなのか...いや,俺には矢野選手自信の誇りや意地に思えた。
だから,デビュー戦以来,矢野選手の試合に心底熱くなった。
だから余計に臼田選手がカッコ良く見えたのかもしれない。
最後はハイキック~顔面へのローキック~顔面蹴り上げで臼田選手が勝利した。
血を流しリングに倒れる矢野選手を観て「矢野選手あんまり好きじゃないでしょ?」と聞かれたらハッキリ「好きだよ!!」と言える気がした。
マァ~!!
変形キャメルクラッチ
変形腹固め
腹固め
ミサイルキック
ゆりかもめ
脇固め
後ろ廻し蹴り
三角絞め
瞼を切り裂かれダウン
襲い掛かる蹴り
変形裏STF
ラーション
ダウン...
チキン・ウィング・フェースロック
胴絞めC・W・フェースロック
顔面へのローキック
臼田選手の勝利
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