格闘探偵団バトラーツ/2008.12.28/東京・新木場1st RING⑤
◎その他&観戦後記
★試合後は勿論マイクはありません。
だって彼女達はマイクを握る余力が残らないような戦いをしたから。
昨今のプロレス会場のようなマイクを期待する雰囲気は皆無で,その分会場からは鳴り止まない拍手が沸き起こりました。
俺なんか選手達に対して何もできないから...拍手に気持ちを込めました。
そんな気持ちの人達で埋め尽くされた新木場1st RINGにいれてとても幸せでした。
今年最後の最後でこんな凄い試合を観るとは...俺って幸せだな。
改めてプロレス大賞女子プロレス大賞該当無しって事に怒りを覚えます。
審査員の奴らは女王バチ観たのか?会場にいたのか?女子プロレスを観に行ってるのか?
彼らはマスコミ特権でタダで観れるんだろ?プロが本当のプロの試合を観ないで何を言ってるんだ...
ちょっと話が飛躍したが,今月女子プロレスを二回観ただけの俺でもわかるわいと言いたいです。
そんな普段女子プロを観ない俺にしてみれば,選手の予備知識もほとんど無いので,全てが新鮮だし興行全体を通して面白かったです。
色々書いたけど,結局は面白いか面白くないかでしょプロレスは!!
こんなに面白いプロレスはもう見逃せないっすね。
雛壇からだと動きも良く見えたし...まあ見上げても楽しいのがバトラーツのレスリングなんだけど。
北千住大会を観たフリーライターの須山伯爵のブログにこんな事が書かれていた(無断引用をお許しください)。
「アタシは音響ブースのあるバルコニーから見降ろしていたので非常に面白かったが,
比較的近くから見上げて観戦することになったお客さんからは、グラウンドの多い攻防はどのように見えたのだろうか?」
この時,最前列で観てた一客としての意見ですが(あくまで観る側の),全体の流れが観得なくても面白いです!!
バトラーツのプロレスは、俺は“裏”も面白いと思っています。
例えば上半身の関節技を巡る攻防は腕の動きや選手の表情が最高です。
しかし,その真逆にいてもつま先や足首・膝等を使った細かな攻防があるのです。
なんつうか常に動きがあるんですよね裏も。
膠着が無いというか,常に先々の読み合いというか,その為の準備が着々と行われいるんっすよね。
リングが透明だったら,是非下からも観て見たいプロレスっつうか。
そんなとこ観てるのは俺だけって事も無いと思うけど...あんまりいなかったらごめんなさい。
俺はそんな感じで楽しんでます。
そこが総合が苦手でも,バトの濃密なグランド戦が好きな俺の観戦感なんですけど...。
この日で言えば,それが一番凄かったのは華名選手だった気がします。
石川選手のレスリングを色濃く受け継いできてるなあと思いました。
対して風香選手や山田選手は裏の無い感じでした...と,思いました。
全4試合のこの日の興行は,終了時間も20時前と二時間を切る興行でした。
しかし,そのテンポの良さやリングへの集中できる環境。
選手達もルール改正のせいか?場外に一度も出る事がなかったのも良かった。
とにかく試合数も時間も短かったど,内容の濃いひじょうに満足度の高い面白い興行でした。
今年最後にこんな素的なプロレスに出会えて最高です...ありがとうございました!!
チケット...盟友とき兄さんありがとうございました。
NEO後楽園大会のビラ
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