格闘探偵団バトラーツ/2009.04.12/東京・北千住THEATRE1010・ミニシアター⑤

◎第5試合 30分1本勝負
 石川雄規&臼田勝美[BML]vsスーパー・タイガー[リアルジャパン]&山本裕次郎[チーム太田章]
 ○石川雄規(19分53秒 脇固め)山本裕次郎●

★レガースを外して臨んだBルールトーナメントで思わぬ輝きを魅せ, 前回の北千住大会ではアレク選手を相手に素晴らしい闘いを魅せた山本選手。 そして,いよいよ格闘探偵団バトラーツのメインに登場。
そんな大一番を迎えた山本選手に沢山の紙テープが飛ぶ。 そして,山本選手もひじょうに良い表情を魅せる。
試合が始まっても時の勢いのまま,山本選手がバトレジェンド二人を相手に一歩も引かないファイトを魅せる。
更にタイガー選手が好フォローをするもんだから,さしものレジェンド軍も防戦必死の状況に。 山本選手の巧みなグランドテクニックと勢いそのままの打撃, タイガー選手の強烈な蹴りのバリエーション...何気に凄いチームが誕生した。
第3試合の澤&ハヤト組もそうだが,ここ最近のバトでは何気に面白いタッグチームが続々誕生し,観てる方をゾクゾクさせてくれる。 ヤンジェネもBルールトーナメントも復活したので,今年あたりはタッグバトルも復活して欲しいなんて思ってしまう。
とにかく強くて魅力的なタイガー&山本組。 おかげでどっちも応援する事無く静観していた俺だったが,徐々に石川選手を応援。
久々に石川選手を必死で応援した...それだけタイガー&山本組が強敵だったって事。
勢いとはまさに恐ろしいものだったが,経験や潜ってきた修羅場の数もそれを越えた凄さを魅せる。 徐々にレジェンド軍が主導権を握る様は,何かのゲームを見ているかのようだった。
臼田選手は久々に登場したが,抜群のコンディション。 あまり目立ちはしなかったが,その動きの一つ一つが職人じみていて凄かった。 攻撃も凄いが,防御の技術の高さにベテランの術を見ました。
石川選手は熱く激しすぎる闘いっぷり。 なんだか物凄く熱くなってたようでした。 滅多に観れない垂直落下式ブレンバスターがその証だろうか?
そんな中でも冷静に相手を仕留める動きをしてるのが目に入った時は鳥肌ものでした。 相手に上半身を攻められていても下半身で常に次の動きを仕掛けているのは承知の事実だったが, そこに行くまでに足先を触角のように使い,少しでもひっかかれば動きに繋げている ...どうしようもないほど崇高なるプロの技術を垣間見感動しました。 あれは足じゃなく触角です!!
最後は死に物狂いで奮闘する山本選手だったが,石川選手の情念マジックな脇固めで苦汁を舐めました。
とにかく重厚でメインに相応しい食い応えのある試合でした。


石川&臼田組...バトラーツ第二章のメインは,この二人だった。


S・タイガー&山本組


平成版旧UWF対決(S・タイガーvs藤原)


ローキック


裏アキレス腱固め♪








レッグロック




三角絞め


強烈な打撃に追い込まれる


C・W・フェースロック


フロント・フェースロック♪


逆片エビ固め式アキレス腱固め




オモプラッタから変形して腕も極める


脇固め




渾身のエルボー




アンクルロック


フェースロック


フィニッシュは,脇固め

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