格闘探偵団バトラーツ/2010.02.07/埼玉・イサミレッスル武闘館⑤

◎その他&観戦後記
★この日の帰りのバスの車中,若いカップルが狭い通路で重なり合いイチャイチャしてた。 通行に邪魔な上,寒気がする程の気持ち悪さに,じいっとガン見してみたらカップルは嫌そうにイチャイチャをトーンダウンさせた。
彼らは愛を深めているんじゃなく,欲情しているだけ。 バスを降りて部屋に入って早くセックスしたいだけ...薄っぺらいな。
行動や言葉が無ければ確かめられない愛...。
愛の形は色々あるけど,彼らが言うちっぽけな愛なんて歯糞みたいなもん。
吉川選手の最終試合では沢山の大きな愛の形を観た。
後輩を想う愛,弟子を想う愛,同士を想う愛,先輩を想う愛,選手を想う愛,シバキ愛,殴り愛,蹴り愛,凌ぎ愛...。
沢山の人に愛された吉川選手の最後は,壮絶ながらも愛に溢れた素晴らしいものだった。
10カウントゴングの代わりに,10人の選手&レフェリーが,それぞれ愛のある拳等で吉川選手を送り出した。 10カウントゴングならぬ10カウントパンチ(1。矢野選手のパンチ,2.及川選手の全力張り手,3.石川修司選手のジャイアント・張り手, 4.小笠原和彦選手の正拳突き,5.竜司選手のパンチ,6.井口レフェリーのパンチ,7.臼田選手の一本足頭突き,8.日高選手のパンチ, 9.石川選手の延髄斬り,10.澤選手の伊良部パンチ)。
最後の最後までボロボロになった吉川選手は,本当に最後まで吉川選手らしかった。
最高の形で幕を降ろした最終試合だった。
俺達は幸せだ。
選手が亡くなったり,怪我や家庭の事情でフェードアウトしたり,きちんとお別れ出来ない選手が多い中, きちんとしたお別れが出来たのは本当に幸せな事。
発起人である澤選手の尽力と努力があっての事だろう...心からの感謝と,お疲れ様の言葉を贈りたいです。
試合後は吉川選手とファンとの交流の場として,会場内で声を掛けたり写真を撮ったり出来た。
俺は...辞める選手に掛ける言葉なんか無いので交流無し。 これからの選手に掛ける言葉はあっても,去る選手に掛ける言葉なんて何もない。 それに俺は,これからもバトラーツを観続けて行くだろうから。
交流会の会場で一つの奇跡が起きた。 いやバチバチロミオとジュリエットとでも言うべき事が。
アノ選手がお忍びで吉川選手の為にやって来た。 「本当に良かったね」と思える奇跡だった。
色々あるけど...愛だよな愛。
沢山のファンが吉川選手との時間を名残惜しんだ。
ファンに愛され,バトラーツを愛した吉川選手がリングを去る。 去った後のリングで戦う選手達は,吉川選手が去った穴を埋めるだけでなく, 今日来た客を全員常連にする位の戦いをこれから魅せて行って欲しいし,魅せてくれるはずだ。
吉川選手の最後の言葉は12月と同様に「僕はバトラーツのリングが大好きです」だった。 だから俺もまた書いちゃうよ...俺の方がバトラーツを好きだぜ!!
そして,掛ける言葉は無かったが,書ける言葉はある。
「吉川祐太選手,いままで沢山の感動をありがとうございました。 高熱で観たデビュー戦も,今日観た最後の試合も心に刻み込みます。 本当にお疲れ様でした!! この先の人生が幸せであるように!!」

かわりばえも無い場所に飽きて,あたり前すぎる窓開いて。
もう,ここには帰れない,マジでバイバイ!
それぞれ次第に離れ離れ,馬鹿っぽい顔で別れまたね。
もう,ここには帰れない,マジでバイバイ!
「吉川さんとちゃんとバイバイしてねえしッ!!」
竹嶋「バイバイ」
矢野「バイバイ」
及川「バイバイ」
石川「バイバイ」
澤「バイバイ」
...ばいばい
出演
ぶっさん(吉川祐太)
バンビ(澤宗紀)
アニ(矢野啓太)
マスター(石川雄規)
ウッチー(竹嶋健史)
モー子(及川千尋)
『越谷キャッツアイ鮫肌シリーズ』おわり



立ち上がる吉川選手


盟友澤選手と握手


最後のマイク...「僕はバトラーツのリングが大好きです!!」


後輩矢野選手からパンチ


石川修司選手からジャイアント張り手


小笠原選手から正拳突き


試合の無かった竜司選手も拳で祝福


師からは延髄斬り


盟友澤選手と最後の抱擁


ありがとう吉川選手!!


チケット


おねがい


鬼神道3


バックドロップ

BACK