格闘探偵団バトラーツ/2010.03.14/東京・北千住ＴＨＥＡＴＲＥ１０１０・ミニシアター④

格闘探偵団バトラーツ/2010.03.14/東京・北千住ＴＨＥＡＴＲＥ１０１０・ミニシアター④

◎第4試合　30分1本勝負
　●スーパー・タイガー[リアルジャパン](13分50秒　変形アームロック)山本裕次郎[チーム太田章]○
★セミは現在のバトマットで名勝負数え歌の予感バリバリのタイガー選手と山本選手の一騎討ち。昨年のＢルールトーナメント＆Ｂ-1で屈指の好勝負だった。
Ｂルールではなんとかタイガー選手が辛勝したが,Ｂ-1では山本選手が殊勲の引き分け。Ｂ－1(リーグ戦)で誰も止めれなかったタイガー選手を引き分けながら止めた山本選手...その差は確実に縮まっている。
序盤から凄まじい緊張感の中,凄まじい攻防が繰り広げられた。
会場は静かだったが,俺達客は両者の攻防に見入っていた...いや,そうさせられたのだ。
ホームのリングでは“ショッパイ”とか言われてるそうなタイガー選手と, 業界的には無名の山本選手がとんでも無い試合を行うバトラーツのリングの放つ磁場の面白さ。まさに両者の積み重ねて来た物が爆発した試合だった...やはりプロレスは点ではなく線で観た方が面白い(自分の頭の中で線にね)。
最後は山本選手がタイガー選手から変形のアームロックでタップを奪う完全勝利!!
あのタイガー選手からタップを奪いやがった!! タップを!!レフェリーストップでもＫＯでもなく,ゴッチさんが完全勝利としたタップを奪い勝利した。
本当は会場で一言言ってやりたかったね「この野郎!!おめでとう!!」って。心の底から感動し体が震えた。
Ｂルールトーナメントに続く山本選手の快挙...何気にバトマットナンバー２の実力か？
試合後悔しそうにそそくさとリングを降りたタイガー選手,何も語らず闘いだけで己の主張を指し示した山本選手。両者のＮＥＸＴが今から楽しみでならない。