格闘探偵団バトラーツ/2010.05.16/東京・北千住THEATRE1010・ミニシアター④

◎第4試合 30分1本勝負
 ○石川雄規(8分46秒 足掛けチキン・ウィング・アームロック)山本裕次郎[チーム太田章]●
★セミは昨夏過酷なリーグ戦B1-CLIMAXを制したバト最強の石川選手に,バチバチ成り上がり山本選手が挑む一戦。
バトラーツにベルトが存在すれば,まさしくタイトルマッチ級の一戦。
山本選手にとってはファン時代に憧れていた石川選手とのシングマッチには思うところがあっただろう。 そして,ここまで辿り着いた事も。
Bルール・トーナメントを制し,B1準優勝のスーパー・タイガー選手を破って辿り着いた頂。 その姿を観続けたファンからの期待...最高の期待を背に大一番に挑む山本選手には,この日一番の紙テープが飛んだ。
試合は蹴りを中心に山本選手が石川選手に襲い掛かる。
しかし,それを受け止め,余裕すら漂わす石川選手...それが余裕か?余裕を装った戦術か?それは解らなかった。
グランドでは両者が裏の裏を読む超ハイレベルのグランド戦。 石川選手を相手に,凄いグランド戦を魅せれる山本選手は凄かった。
しかし,石川選手は強さとプロレスラーとしての奥の深さで山本選手を飲みこんだ...嗚呼,予想以上に飲み込んだ。
強引な卍固めに,垂直落下式ブレンバスター...そこに余裕があったのか?余裕を装った戦術だったのか?解らなかったが。
最後は足掛けチキン・ウィング・アームロックで石川選手が勝利した。
石川選手の底の見えない強さを痛感した,山本選手の悔しそうな顔がたまらなかった。
そして「最強決定戦なんて勝手に言って申し訳ございませんでした」って石川選手に謝りたい程だった...強かったなあ。


石川選手


握手で始まる


猪木vsアリ状態






アンクル・ホールド




延髄斬りは読んでいた


アンクル・ホールド


脇固め


卍固め




フィニッシュは,足掛けC・W・アームロック



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