格闘探偵団バトラーツ/2010.12.26/東京・北千住THEATRE1010・ミニシアター③

◎第3試合 30分1本勝負
 竜司ウォルター&NARITA[TEAM竜司]vsタイガー・シャーク[リアルジャパン]&三州ツバ吉[バンプマン]
 ○竜司ウォルター(13分30秒 袈裟固め)三州ツバ吉●

★第3試合はチーム竜司とリアルジャパンの因縁の?タッグマッチ。
特にNARITA選手は蕨で瞬殺され,リベンジで臨んだ前回大会でも直接タップアウト負け。 試合前の記者会見で「負けたと思ってない」と言ったが,ここでまた負けるような事になったら ,それこそ口だけ番長で終わる。
その覚悟もあり試合前から,またもNARITA選手の鋭い視線がシャーク選手を射抜く。
そこに割って入ったのが師匠格の竜司選手。 弟子の敵討ち...いや,自ら前に出る事で弟子に闘う姿勢を魅せる為だろう。
そして竜司選手はシャーク選手に指で作ったピストルを向け引き金を引いた。 列伝世代にたまらない命のやり取りの覚悟にワクワクが膨らんだ。
先発は竜司選手といシャーク選手。 竜司選手のパワーと,シャーク選手の鋭い打撃戦が凄い。
代わったNARITA選手と,一人テーマが絞り辛い三州選手が激しい攻防を魅せる。
特に三州選手の闘志は凄かった,応援団?も凄かったが,三州選手の熱さと前に出る覚悟は凄かった。 その熱気は竜司選手の闘志にも火を付けた。
終盤は覚悟を持って闘う三州選手にシャーク選手が試合を託すような感じで,三州選手が孤軍奮闘頑張る。 的確にレバーを捕らえるミドルキックや,カウンターの掌底等,三州選手のポテンシャルがフルに発揮された。
山本選手に先を越され,焙煎選手に完敗し...三州選手にとっては背水の陣,それをプラスに代えた三州選手は凄かった。
だが三州選手が熱く凄ければ竜司選手の攻撃も比例して激しくなる。 お互い激しい打撃の応酬を見せ,最後は強烈な打撃~ラリアット~サンダー・ファイアー・パワーボム~袈裟固めとパワーで 畳み込んだ竜司選手が勝利した。
試合後,マイクを握った竜司選手が三州選手を認める発言をした。 それは最初に引き金を引いた人間では無く,闘う中で認めっていった三州選手。
一人蚊帳の外になりかねない試合で,己の覚悟と戦いで自分の試合にした三州選手が天晴れな試合だった。
と,試合は最高だったが,三州選手の熱烈応援おばさんが後ろにいた為,試合後にはかなりげんなりしてしまった(苦笑)。 対岸の火事なら良かったが,流石に同じ岸だとシンドイね(笑)。
まぁそれだけ熱烈なんだろうけど...と言いたいが,応援したいのか?馬鹿にしてるのか?どっちなんだろうなって感じだった(苦笑)。 それでもバトにとっては大事なお客さん,また会場で熱烈な応援を炸裂させて欲しいもんだ...出来れば対岸でね(笑)。

休憩時間のインフォメーション・コーナーでは松田アナの司会で各団体・プロモーションが告知を行った。 と言っても焙煎選手と,松田アナしかやってないけどね。
焙煎選手は負けて謙遜してたが,会場は称えていたよ...マジで凄かったから!!


チーム竜司


NARITA選手の鋭い視線


先発は竜司選手とシャーク選手




ローリング・セントーン


三州選手を無視してシャーク選手を挑発


腕ひしぎ十字固め




















スリーパー・ホールド


クロス・フェイスロック


C・W・アームロック


アキレス腱固め+ダイビング・ヘッドバット




強烈なラリアット炸裂


サンダー・ファイアー・パワーボム


フィニッシュは,袈裟固め









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