格闘探偵団バトラーツ/2011.02.27/東京・北千住THEATRE1010・ミニシアター①

◎第1試合 グラップリングBルール 15分1本勝負
 ○石川雄規(9分43秒 脇固め)焙煎TAGAI[西口プロレス]●
★STYLE-Eの那須選手の欠場により,急遽決まったゴールデンカード。
Bルールで強さを発揮し光り輝き出した焙煎選手と,石川選手がBルールで対戦。
焙煎選手のセコンドにはBルールで凌ぎを削りあった山本選手が付く。
対する石川選手は懐かしの総合ヴァージョンのタイツと裸足...ゴングを前に期待感は高まるばかり。
更にレフェリーはパンチさんの怪我により野口レフェリーがスルガの穴同様裁く事に。 野口さんがバトラーツで裁くなんて,第1章以来無いんじゃないかなあ(多分)。 これまた素的なサプライズとなった。
試合が始まると両者嬉しそうにネチネチとしたグランド戦を魅せる。
余裕を見せたままの石川選手だが,焙煎選手がファーストエスケープを奪う。 この偉業に会場からは割れんばかりの拍手が沸き起こる。
通常のプロレスならロープに逃げた方に「頑張ったね」的に拍手が送られるが, バトラーツのリング,特にBルールではエスケープを奪った事に対して拍手が送られる。 これは団体と客が一緒に成長してきた証でもある!!
更に2つ目のポイントも焙煎選手が奪う。 調子に乗りそうな焙煎選手は「調子に乗るな」と自分に言い聞かせる。
しかし,ここから石川選手がポンポンと2つポイントを奪い返す。 焙煎選手も思わず「つええ」と試合中に漏らすほどだった。
最後のポイントは,フロント・ネックロックに捕らえられた石川選手があっさりロープを握り焙煎選手がゲット。 これでポイント的には3-2で焙煎選手がリード。
時間切れになれば焙煎選手の勝利だが,これで逃げられなくなった分,こっからが本番みたいな感じの 石川選手の放つ雰囲気がリングと会場を包み込む。
そこからの展開は常に石川選手が先に仕掛けていくが,焙煎選手もねちっこく極めさせない...まさに納豆寝技の本領発揮。 だが,防戦一方では石川選手の壁は崩せなかった。
最後は脇固めで石川選手が勝利した。
敗れはしたが石川選手のグランド強さを知るが故に,焙煎選手の健闘に多くの拍手が注がれた。 いや~面白かった♪
試合も楽しかったけど,石川選手の総合ヴァージョンタイツ姿が久々に見れて良かった。
ちなみに俺は似た感じのデザインのパンツを履いて石川選手ごっこをする(笑)。 他にヒートテックのタイツで力道山先生風と,旧UWFの佐山選手風と,山田恵一リバプールの風を愛用している...って全然関係ねえな(笑)。


焙煎選手のセコンドには山本選手


石川選手


裁くのは野口レフェリー♪


石川選手は総合ヴァージョンのタイツ










C・W・アームロック


ネック・クランプ










V1アームロック


下からのC・W・アームロック












最後のエスケープ


下から誘う焙煎選手












フィニッシュは,脇固め




健闘を称え合う

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