格闘探偵団バトラーツ/2011.02.27/東京・北千住THEATRE1010・ミニシアター④

◎第4試合 30分1本勝負
 ●山本裕次郎[チーム太田章](12分21秒 KO)タイガー・シャーク[リアルジャパン]○
 *廻し蹴り
★セミはBルール・トーナメントを二連覇し勢いに乗る山本選手と,数々の戦慄のKO劇を魅せてきた実力者シャーク選手が激突。
山本選手はレガースを脱ぎ,Bルール王者として自信のある寝技で勝負を掛ける。
対するシャーク選手はいつも通りだが,週プロのコラムが早くも打ち切りなった事への怒りを内に秘め(多分), リアルジャパンタッグ王者として負けられない。
リアルジャパンタッグと言えば先日の代々木で両者はタイトルを賭け闘ったが,両者とも“こんなもんじゃねえ”感じだった。 その時の鬱憤も晴らすかのように,濃密でバトラーツマットだから出来る試合を両者は魅せてくれた。
山本選手の緻密なグランドレスリングと,当れば一発KOもあるシャーク選手の蹴りとの凌ぎあいはスリリングで最高だった。 バトラーツで観たいプロレスそのものの内容に,下がっていたテンションも回復した。
しかし...代々木の一戦は何だったのだろう?と思える凄い内容。 やはりバトラーツマットはスゲエぜ!!
最後はシャーク選手のハイキックが,中腰の山本選手を捕らえる。 体勢も崩れていたし,手応えも無かったのだろう。
シャーク選手は必死に起き上がろうとする山本選手に「立て!まだまだやるだろ!!」とゲキを飛ばす。 だが,山本選手は立ち上がれずKO決着。
やはりシャーク選手の蹴りは凄すぎる。 軽く当ってもKO必至なんだもんなあ...けど,その恐ろしさを自分でわかってないシャーク選手も素的だ。 自らKOするような蹴りを打ち込んでおいて「立て!」って...そこがイイなあ。
今,バトラーツのリングで闘ったらどっちが強いんだろう?って一戦はシャーク選手が戦慄のKO劇を魅せ制した。


シャーク選手


山本選手ノーレガース仕様


緊張感に溢れる




ヒール・ホールド






C・W・アームロック




羽折り十字固め


頭部への蹴り






戦慄のKO決着


恐るべきシャーク選手

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