格闘探偵団バトラーツ/2011.08.21/東京・北千住THEATRE1010・ミニシアター④
◎第4試合 30分1本勝負
○石川雄規(11分54秒 スリーパー・ホールド)河上隆一[大日本プロレス]●
★セミは石川選手の今大会2試合目。
竹嶋戦では胸を貸した上での完勝だったが,石川選手も若くは無い。
一日に若い選手を相手にシングルマッチを2試合行う事が,どれほど凄い事か。
どっかの宗教行事で,爺がマラソン走るのとはレベルが違う。
そこにある覚悟や自信は,やはり経験やくぐって来た修羅場の数から来るものだろう。
こういった経験から来るものに若手選手は打ちのめされ,多くを学ぶ...。
河上選手は大日本の若手三羽鴉と呼ばれていたが,他の岡林選手と石川(晋)選手からは一歩も二歩も後を歩いてる感じ。
海外遠征から帰国した石川(晋)選手を見て,自身も海外先生行かせろと言っていたが
,今回の一騎討ちは海外遠征同等,いやそれ以上の価値と経験が積める試合だ。
そして河上選手が他の二人を出し抜くキッカケになるかもしれない試合だ。
大きな体と豪快なスープレックス,そこに情念の遺伝子やプロフェッショナルレスリングが加われば...。
最後の北千住大会で石川選手と一騎討ちが組まれた意味。
誰もがセミというポジションで一騎討ちしたかっただろう。
そんな他の選手達のジェラシーたっぷりの視線と,石川選手の無限地獄を味わい,河上選手が大化けするか?
石川選手は相手の良さを引き出しすぎて,怪物を作り上げる天才。
まさにプロレス界のフランケンシュタインだ(怪物を作り上げたのが天才科学者フランケンシュタインですぞ)。
そんな予感通り,石川選手がまたやっちゃった(笑)。
石川選手の手によって,河上選手も強力なモンスターに覚醒。
パワフルな攻撃に,気合が滲み出る動きは,いままでバトラーツに参戦した試合とは比べ物にならなかった。
どこかでちょっと感じる遠慮も無くなり,そのポテンシャルをいかんなく発揮した。
小橋懐かしスリーパー・スープレックスは強烈だった。
まだまだ荒削りだし,パワーに頼ったグランドも多かったけど,石川選手と繰り広げた序盤のグランドの攻防は最高だった。
なんつうか溶け合って同化していくような...選手同士と会場が。
覚醒した河上選手のパワーに窮地に追い込まれていく石川選手。
だが情念は死なず!!
最後はうつ伏せ状態の河上選手へのスリーパー・ホールドでタップアウトを奪い石川選手が勝利した。
石川選手に余裕はあったのだろうが,手に汗握る激闘だった。
河上選手には情念の遺伝子を消化し更なる飛躍を期待したい。
終わりは始まり...未来のプロレス界へ正しいプロレフェッショナルレスリングを繋いでくれ。
ナーシャ!!
石川選手
握手で始まる
V1アームロック
ヘッドシザース
スリーパー
まさかの...
掟破りのリバース・インディアン・デスロック
倒れこみまでやる糞度胸
アキレス腱固め
変形四の字固め
逆片エビ固め
巨体から放つ強烈なエルボー
コーナー上の攻防を制するのは...
雪崩式ブレインバスター
ぶっこ抜きジャーマン
スタンディング・スリーパー・ホールドから...
スリーパー・スープレックス
スリーパー・ホールド
フィニッシュ
石川選手激勝!!
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