格闘探偵団バトラーツ/2011.11.05/東京・新宿FACE⑧
◎その他&観戦後記
★最終試合終了後,壮絶な激闘のダメージでなかなか起き上がらない両雄だったが,なんとか立ち上がる。
そして石川選手がマイクを握り
「いいか、俺達が時代に捨てられたのか、俺達が時代を捨てたのか、今日来てくれた皆ならわかってくれるはずだ。よし、今日闘ってくれた
選手の皆、リングに上がってくれ!」(週プロモバイル参照)と。
続いて池田選手もマイクを握り「ヨネ,野口あがれ...いいからあがれ...野口あがれ」みたいな事を言ったと思う。
他の人のレポ等では「野口戻って来い!!」みたいな事を言ってたらしい...どっちにしろ違和感あるよね。
この日のレフェリーは大会前の告知では,第4試合のみ特別レフェリーでチョコボール向井さんが裁き,あとは野口レフェリーが裁くと
言われていたが...色々と事情もあるのだろう。
コーナーに祈りを捧げる野口レフェリーのレフェリングで終りたかったな。
結局試合はチョコボール向井さんと,元“狂犬”アーバン・ケンこと九州プロレスのケニー中村レフェリーが数試合ずつ裁いた。
リングには試合に出場した選手の他に,NOAHの試合を終えたモハメド・ヨネ選手も掛け付けてくれた。
そして,ガッチリ(犬)も遺影でリングに登場した。
ここに出場するはずだった野口レフェリーがいないのは寂しいねえ。
他にも岡本選手パーや,井口レフェリーや,外国人勢,NARITA選手もいたら最高だったのにな。
それでもバトラーツに所属していた選手が,ほとんどリングに揃ったのは素的な事だ...最後だからね(笑)。
記念撮影は時間の関係もあり正面のみ。
俺達はVIP席だったので,かろうじて写真に納められたが,リングサイドの人達はエプロンに上がる,
マスゴミの糞カメラマンどものせいで記念写真撮れなかったみたいね...まったく,そんなに写真撮ったって,
どうせチョビっとしか載せないのにな。
最後だと,こうもカメラマンも沢山来るもんですなガハハハハ(苦笑)。
最前列の人達は高い金払ってるんだから,マスゴミの糞カメラマンどもなんて引き摺り下ろせばいいのに...なかなか出来ないけど,
権利はあるはずだ!!
最後だからって取材に来て客の視界を遮るなら,もっとメディアでキチンと報道しやがれってえの。
だいたいにして,全盛期の写真とか,何かあった時の写真しか無いんだろ。
だから週プロのバトラーツ解散直前の特集記事では,お寒い内容になったんだろうに...結局,何か無いと来ない馬鹿マスゴミには,
バトラーツの深さを伝える事は出来なかったね。
試合後に発売された週刊プロレスも抽象的な文章で書いていたが,それでバトラーツが伝わるか疑問だ。
かと言って,俺の書いてる,こんな幼稚な感想文でも伝わらないけどね(苦笑)。
記念撮影後は石川選手がマイクを握り「皆さん本当にありがとうございました。バトラーツの物語は“一旦”終ります
けれど、俺達の人生はずっと続いて行きます!これからもよろしく!ありがとう!これにてバトラーツ物語完結です!!
ありがとう!選手の皆ありがとう!」(週プロモバイル参照)と感謝の言葉をのべた。
そして皆にリングに降りるように「選手退場」と言っていたが,なかなか降りない面々。
久々の再会を懐かしみ,各自握手や談笑...おかげで最後の最後までバチバチはバタバタだった。
らしいっちゃらしいフィナーレだったね。
なんとか選手達がリングを降り,一人残った石川選手。
会場が暗転し,リング中央の石川選手がスポットライトで照らされ浮かび上がる。
そして四方に礼をして,英語の言葉が流れ格闘探偵団バトラーツの幕は降りた。
う~ん最後は意味深でカッコイイ演出だった...けど,直前のバタバタが余計だったね(笑)。
それも含めてレッツ!モーレツ!バトラーツ!!
なんかね,最後だし,物凄く愛した団体だし,もっと寂しく感傷的になると思ったけど,全然ならなかったね。
実感が無いのもあるのだろうけど...。
一時期のバトラーツは年に数回しか興行やってなかったし,その頃に比べたら,
最近は沢山試合が観れて幸せ過ぎたんだよね。
だから,多数の客はいつでも幸せになれると思っていた...だが,幸せになれる場所は無くなる事になった。
慌てて最後だから観に来て面白かったけど,もう観れないの...ザマアミロ。
すげえだろバトラーツ!凄かっただろバトラーツ!けど,もう観れないんだよ...格闘探偵団バトラーツは。
いつまでも有ると思うなバトラーツ...って何度も書いて来たが,所詮俺の力では何ともならなかったね(笑)。
そして解散興行はあくまでも解散興行だった。
バトラーツの核や本質に迫る闘いは千住の風と共に終っていた。
大盛り上がりだったし,打撃に「アイ!アイ!」叫んで盛り上がったのもいつもと違い...心地悪かった。
バトラーツにチャントはいらない,何故ならちゃんとしたレスリングで魅せるから(寒)。
今大会は最後って事もありバトラーツの陽は観れても,一番面白い陰の部分が少なかった興行だと思った。
バトラーツも石川選手もね~♪陰の部分がねえ~♪一番面白いんだよね~♪
色々好き勝手書いたが,この日の大会は特別なもの,この日の闘いは特別なもの。
旗揚げから観続けてる人,全盛期だけ観てた人,再会前から観てた人,再会後から観てた人,B-CLUBで頑張ってた人,
初めて観た人,最後だからって来た人...皆が良い思い出として心に刻めばよい。
俺は捻くれ者だから,そんな事はしないけどね(笑)。
そして,バトラーツを守って来た男は試合後に“らしさ”を爆発させるコメントを発した。
「皆さん感傷に浸ってるけど、別に何とも思ってないから。最後の最後までコンプレックスの塊だ。
クソッタレと思ってるよ。」
マスゴミ「最終興行“は”超満員札止めになったが...」
「そんなの糞でも無いです。そんな価値観持っちゃいないし。相手がいるから、その向こう側に
クソッタレの世間がいるから殴るだけであって。それが一人だろうが、二人だろうが、誰もいなかろうが殴りあう。
前も言ったはずだけど。つまらない薄っぺらい6万人よりも。田舎のわけのわからん小さいところでプロレスなんか何も
知らないおじいちゃん、おばあちゃんが俺達の試合を観て涙流してる。
そっちの方がずっと尊いんだ。東京ドーム満員にするよりも、一人、二人、三人の心を動かす事の方が、どんなに尊いか。
お前らこの時代、皆が忘れてるだろ、それを。だから時代がこんなクソッタレになるんだよ。
皆目覚ましやがれ。だからあえて言う。
俺達が捨てられたんじゃない,俺達が捨ててやるんだ。
お前らもうバトラーツいらないんだろ...と。もういらないんだろ?さよならバトラーツ。」(週プロモバイル参照)と。
いやあ,痛快過ぎる!良い時だけ持ち上げて,良くない時期は無視し続けたマスゴミや,タレント達の
胸に突き刺さる一撃だっただろうね。
あ...これで何も感じないマスゴミもいるだろうな...だから糞つまんねえ闘いの軽いプロレスばっかり取り上げるんだろうな。
記事にして伝えるべき者も客も,重さを避け,受け身な姿勢で観れる楽なプロレスを好む時代
...やっぱバトラーツのプロレスは時代と共に必要とされなくなったんだろう。
けどね...俺には,俺達には凄く必要な団体だった。
最後に時代を捨て消える格闘探偵団バトラーツ...最後の最後まで時代に,世間に牙を突き立てる最高にイカレタ,最高にイカシタ団体だった。
ありがとう格闘探偵団バトラーツ!!アバヨ!バトラーツ!!
「俺達が時代に捨てられたのか、俺達が時代を捨てたのか、今日来てくれた皆ならわかってくれるはずだ。」
「よし、今日闘ってくれた選手の皆、リングに上がってくれ!」
モハメド・ヨネ選手も駆けつける
記念撮影
糞カメラマンどもが客の思い出をギリギリまで邪魔する...
フィナーレ
選手達が思い思いに握手
石川選手が挨拶
「選手退場!!」
なかなか選手達がリングを降りない(笑)
グランドフィナーレ
天を仰ぐ石川選手...ゴッチさんは天国から何を想う?
バトラーツ解散
チケット...V.I.P.だよ!10000円だよ!
V.I.P.特典の数々
フーテンが映像配信...“ガチだぜ!マジプロレス”ってタイトルが糞だな!!
武道掣圏
アントニオ猪木酒場...50000円以上呑み食いしろよコラ!!
チョコさんの御店の5周年記念パーティー
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