大日本プロレス/2004.11.23/東京・後楽園ホール⑥
第6試合 BJWデスマッチヘビー級王座次期挑戦者決定戦 時間無制限1本勝負
~スクランブルバンクハウスデスマッチ~
●関本大介(14分51秒 片エビ固め)BADBOY非道[アパッチ]○
*非道ちゃんボンバー
★非道選手の方が関本選手より強かった...ただそれだけ。と,一言で片付けるしかしょうがない試合だった。スクランブルバンクハウスデスマッチ...リング中央にはラダー&天井から吊るされた有刺鉄線バット。ニュートラルコーナーには有刺鉄線ボード。カウントの途中で関本選手が奇襲。ラダーを蹴っ飛ばし矢のようなロープ間をぬうトぺ・スイシーダ。場外戦で非道選手を痛めつけラダーに登り有刺鉄線バットを奪取...がなんとなく動きが鈍い。でリング上での攻防なのですが...有刺鉄線ボードのおかげで試合がほぼ見えませんでした。その後ラダーに強打したりラダーからのプランチャを失敗する関本選手。だんだん動きが鈍くなりました。なんとかジャーマン等を炸裂させるもイマイチ迫力がありません。そうしてるうちに非道選手の有刺鉄線フルスイングやグーパンチを食らいつづけダメージが蓄積されすぎてか?非道選手のラリアットにあっけなくピンを奪われました。有刺鉄線ボードも1枚無事...ぶっこ抜きジャーマンもパイルドライバーも出ていない...試合がクライマックスって感じではないのに突然の終焉...静まり帰る場内。誰もが横浜での伊東vs関本戦を望んでいたから...始めにも書いたが関本選手より非道選手が強かったってことですかね。それしかないです。関本選手はポンド戦で見せたスタイルではなく,アイテムや危険な事をやって認められようとしたように感じた。他の選手がやってるような事じゃない微かに見えて来た"関本大介のデスマッチスタイル"とは掛け離れた戦い方だったのではないだろうか。メインエベンターとして伊東選手や非道選手はデスマッチでアイテムに左右されず試合内容を残してきている。関本選手はまだ蛍光灯とかハデなアイテムじゃないと内容が伴ってこないのかなあ。そこの違いが大きかったように思います。プロレスってのは本当に一寸先は危険が待ち受ける真剣勝負だと再認識させられた。やはり"受け"という基本があっても真剣勝負ですからね。あのような消耗戦の試合ではいつ試合が終わっても不思議じゃないという事なんでしょうね...でも勝って欲しかったかな。プロレスはファンの思い通りには行かないってこってすな。あんな終わり方もあるってこってすね...ある意味プロレスの素晴らしさかもしれません。
試合後引き上げる関本選手へは労いの拍手も起こりませんでした...関本選手がファンのデスマッチにおける信頼...信頼なんてものはまだねえか。あったのは期待か。期待をおおいに裏切ったという事です。今後デスマッチをやるうえでとんでもねえ十字架を背負った関本選手。これからの戦いは一戦一戦がファンの厳しい目の突き刺さるものになるだろう。それを乗り越え頂点を目指してもらいたい。ファンの期待が信頼に変わるまで。
そんで最後は伊東選手が最近出てきたカリスマ性を見せファンの横浜へのモチベーションを糸一本繋ぎ止めるって感じのマイク。横浜では非道選手と10個のアイテムを使った誰も出来ないスゲエデスマッチをやると宣言。まあでも横浜へ向けてのモチベーションがちょっと下がりましたかな。きっと観客動員にも影響あんだろうなあ。なんだかなあ...こうなりゃあ伊東-非道両選手にスゲエデスマッチ魅せてもらいましょう!!きっと二人なら可能なはずです!!帰り道は色々考えていたので凄い早さで家に着いた気分でした。あ~プロレスってのは.....
奇襲
西の看板で攻撃
バット獲ったど~...危ない!!
ボードに突っ込む
フルスイング
ブレンバスター
ボードサンド式スピアー
スプラッシュ
ラダーからのプランチャ...失敗
終了直後
試合後
挑戦者決定
デスマッチ王者
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