大日本プロレス/2004.12.18/神奈川・横浜文化体育館⑥
第6試合 ハードコアマッチ 60分1本勝負
●関本大介(14分31秒 片エビ固め)シャドウWX○
*旋回式垂直落下ブレンバスター
★前回の後楽園で期待を裏切る結果となった関本選手。しかし,会場は関本選手の応援が多かった。みんな関本選手に期待してるのだな。そんな期待を背負ってかゴングが鳴るや"椅子チャンバラ"を仕掛ける関本選手。これを征すると場外のWX選手めがけて矢のような"トぺ・スイシーダ"を敢行。そこからは力強いレスリング勝負。中盤場外にテーブルを2個セットした関本選手がパワーボムを狙うも逆にWX選手がボムの体勢に。これが凄かったテーブルをぶっ壊す"ライガーボム"!!威力もさる事ながらWX選手の底力が素晴らしかった。不安定なエプロンとダメージが重なりボムの体勢で抱え上げるとバランスが崩れました。しかし,そこから驚異的な力で体勢を整えテーブルのど真中へ炸裂させた。あれが底力の無い選手だったらバランス崩したまま技を仕掛け相手に大怪我させてたでしょう....素晴らしいWX選手。試合はそんなWX選手が終始リードしました。関本選手も"アルセンチン"・"フロッグスプラッシュ"・"ラリアット"・"ジャーマン"等得意技を繰出すもフィニッシュまではいたらず。逆に強烈な"ラリアット"を中心に関本選手を追いこむWX選手。最後は"旋回式垂直落下ブレンバスター"でWX選手が完全勝利。試合後は両者ぶっ倒れてましたが,WX選手の完勝だったと思います。関本選手の戦いぶりからはイマイチ心の底からの"負けたくない"という気持ちが感じられなかったなあ。逆にWX選手から"負けられない"という熱い気持ちが伝わりました。長いトンネルの中に入り込んだ関本選手と,長いトンネルの出口が見えたWX選手の差が出たと思います。
WX選手
トぺ・スイシーダ
場外ライガーボム
フロッグスプラッシュ
ジャーマン
試合後
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