大日本プロレス/2005.1.28/神奈川・川崎市体育館④
第4試合 ジャパニーズハードコアマッチ 30分1本勝負
○関本大介(14分22秒 原爆固め)沼澤邪鬼●
★前回の後楽園でのアクシデントから26日。沼澤選手・関本選手・日韓レフェリー三人の過去との戦いは," 過去との戦い"を越えた熱戦となりました。試合開始とともに沼澤選手がリング上のパイプ椅子を関本選手に投げまくり。それがリング下の観客を襲う。ここでレックスの塩田選手大活躍。観客をガードする素晴らしいセコンドでした。リング上では完全に"キチガイ"モードの沼澤選手。リング内外で狂気あふるる暴れっぷり。しかし,椅子チャンバラを征したのは関本選手。場外への"トぺ・スイシーダ"で完全にペースを握ると,場外では沼澤選手を流血に追い込み。リングに戻ってからはテーブルや椅子を上手く使い沼澤選手を追い込みました。しかし,沼澤選手もやられてばかりではありません。形勢を逆転するや"スパナ(リング製作用)"を使い関本選手を流血させました。その後は一進一退の攻防。関本選手の"フロッグスプラッシュ""アルゼンチン"。沼澤選手の"雪崩式フランケン""飛鬼邪行"も決め手にはならず。ならばと沼澤選手が"デスマッチ頭"を使いました。パイプ椅子を開き背もたれに関本選手の喉を置くやトップロープから関本選手の背中に飛び乗りました(説明不足ですね)...単純ながら急所を攻めるデンジャラスな一撃でした。そのままの勢いでトップロープに昇る沼澤選手...フィニッシュ狙いか?と思われましたが関本選手が阻止すると...。トップロープでアルゼンチンで担ぎ,そのままみちドラⅡのように落しました...超デンジャラス。そして倒れた沼澤選手をぶっこ抜こうとする関本選手でしたが,沼澤選手が椅子で迎撃。どっちも「負けるわけにはいかない」という気持ちがビンビン伝わってきました。ここからフィニッシュまでハイスパートな展開が。何処にそんな力があるのだろうというような超スピーディーな攻防。最後は粘りに粘った沼澤選手でしたが,強烈な"ぶっこ抜きジャーマン"に涙を飲みました。激しい攻防が続き,最後は超ハイスパート...若い二人が新しい戦いを感じさせてくれました。素晴らしい内容でした...が,この二人にはもう一段階上の戦いを期待したいです。前半戦を締める戦いとしてはどうだったんだろう?...再戦でもう一段上の試合が見たい気がする。じゃないと今の二人では伊東選手に到底追いつけないと思いました。
沼澤選手
関本選手
肉体美
キチガイ
椅子投げ
トぺ・スイシーダ
テーブルに叩き付ける
椅子に叩き付ける
スパナでえぐる
フロッグスプラッシュ
アルゼンチン
飛鬼邪行
デンジャラス・チェア・アタック
雪崩式アルゼンチン~ドライバー
椅子でジャーマン阻止
フィニッシュ...原爆固め
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