大日本プロレス/2005.2.22/東京・後楽園ホール④



第4試合 "黒天使"沼澤邪鬼デスマッチ七番勝負第1弾 時間無制限1本勝負
~観客凶器持込デスマッチ~

●沼澤邪鬼(18分27秒 片エビ固め)アブドーラ小林○
*画鋲へのコバドライバー
★観客が凶器を持参出来るルール。前日の夜から俺も"アイテムを用意"。アナログレコード盤を用意しました。入場後売店前のBOXに入れました。
沼澤選手は手ぶらで入場もコーナー下に用意された椅子をリング内に投げ込みました。この時,客席にまで椅子も跳ね返ったりしました...観客凶器持込デスマッチは観客参加型。だからかもしれないが,この試合恐ろしい位物が観客席にも飛びまくり...観客も安心して観てられないアル意味"観客参加型デスマッチ"となりました。
ゴングが鳴るや沼澤選手が例のごとく椅子をぶん投げまくり。まさにキチガイだぜ。それをなんとか椅子で振り払う小林選手。そして椅子チャンバラ...徐々にプロレスらしい攻防に。小林選手は有刺鉄線ボードを持参したが,逆に自らが突っ込む事に。そして遂に観客持ち込みデスマッチアイテムがリング上へボックスから散りばめられた。最初の凶器は...なんとアイテムが入っていたボックスでした。そこからは名珍アイテムが続々登場。スチールブラシ。レコード。トイレスッポン(飛田選手っぽい)。PCのキーボード。ムチ。フライパン。大根おろし器。大根。キューピーチャン。顔が描かれたやかん。円形蛍光灯等(もっとあったと思います)。だいたいは殴ったり額に擦り付けたりとオーソドックスな使われ方。その中で衝撃的だったのがレコード(我ながらイイアイディア)。しか~し,使われたのは別の人が用意したモノ。俺のはジャケットが付いていたので使われず。円形蛍光灯なんかも箱に入っていたため使われず。持ち込み凶器はすぐ使えるようにしておいた方がいいみたいです。選手の使い勝手を考えないといけないのですね。勉強になったので,次回は使われるように頑張ろうっと。あとは小林選手がムチで攻撃した後M字開脚をしてエロテロリストの一面も見せてくれました。
さて試合ですが,前半戦は持ち込み凶器の「何が出るかな?」感で凄い盛り上がり。終盤になると場外で沼澤選手が主導権を握りました。ステージに椅子を立てての"飛鬼邪行"。その後沼澤選手がトップロープを外し,そのロープで小林選手を絞首刑。その後は一進一退の持久戦。画鋲がアイテムの中心となり御互い画鋲を使い主導権を握ろうとしました。小林選手の場外"バカチンガーエルボー"で小林選手が主導権を握ると試合はクライマックスへ。なんとか粘る沼澤選手でしたが,最後は画鋲の上への"コバドライバー"で完全ピン。18分を越える熱戦に終止符がうたれました。
観客持ち込みはなかなか成功だったと思います。が,いかんせん後半戦が長かった。アイテムが出てるうちはいいが,間延びした試合になったのが残念だったなあ。ちょっと時間と内容が比例しなかったなあ。しかし,パートナーの絆を超えロングタイムのデスマッチを体現した二選手は素晴らしかったです。


沼澤選手入場


59:4


スキンヘッダーズ対決




椅子投げ


有刺鉄線ボードに突っ込む


レコード円盤投


レコード円盤vs有刺鉄線ボード




観客持ち込み凶器の数々


スッポン登場


PCのキーボード登場


ムチ攻撃...エロテロリスト


パイプ椅子からの飛鬼邪行




ロープ絞首刑


場外バカチンガーエルボー


画鋲へのコバドライバー...フィニッシュ


59:4退場


使われなかったレコード


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