大日本プロレス/2005.4.29/東京・後楽園ホール⑤



◎第5試合 BJWvsBYW 60分1本勝負
MEN'Sテイオー&シャドウWXvsMドック20&エル・ドランコ
○MEN'Sテイオー(14分23秒 エビ固め)エル・ドランコ●

*ミラクルエクスタシー
★期待のBYW勢登場のタッグマッチ。テイオー選手はBYWに見せ付けるような丁寧なレスリング。しかし,ドランコ選手の変人っぷりイマイチ本来の動きとはいかなかったでしょうか。WX選手はハデなBYWのせいか,あまり目立ちませんでした。そんな時客席から「こんなんでいいのか?」というNOAHみたいな野次が。目立ちはしなかったけど,レスリングをやらないBYW勢の攻撃を受け試合を作ってたってのは実は凄いと思うんですけど。そんな野次のせいか会場の温度も低下(BJWファンはデスマッチフリークだから過激な人種と思われそうだが,繊細でナイーブなナイスガイ達が多いのです。なので些細な野次で雰囲気が変わるって事もあるのです。)。耐えに耐えての"フライング・ラリアット"や"垂直落下ブレンバスター"を出した時のタイミングなんか味わい深いものがありました。大味なBYWの裏で素晴らしい戦いっぷりだったと思います。一方BYW勢。前回の来日よりの結果などから期待されまくってましたが,再びとなるとレスリングの無さが目に付きました。ハデなアメリカンインディームーブは見てても凄いんだけど,何度も見ると...試合全体や流れで観るとちょっと物足りないですね。それでも凄い事は凄いんですけど。ドランコ選手は入場から酔っぱらいリングで寝たり狂人?変人?っぷり爆発。ビールを飲んでパワーアップも相変らずです。流石に何度か観るとちょっとイライラしちゃうかな。そんでも"スプリングボード式フロムコーナーTOコーナー・ムーンサルトキック"は素晴らしすぎでした。Mドッグ選手は小柄ながら飛びまくり。その場飛びムーンサルトや"スプリングボード式フットスタンプ"。相手の上での鞍馬ムーブ。鉄柱吸い付きダイブ等体操ムーブは凄かったです。サスケスペシャルもパーフェクトで素晴らしかったです。圧巻は"伸身式シューティングスタープレス"!!シューティングスタープレスの最高到達点で足をピーンと伸ばしたのです!!まさにアンビリーバブル。試合はBYW軍のハデな空中戦をBJW軍が受け止める展開。最後はテイオー選手の"ミラクルエクスタシー"をフランケンで返したドランコ選手でしたが,再度の"ミラクルエクスタシー"は返せずBJW軍の勝利となりました。ちょっと全体的にふんばり足りない試合でした。点であって線にならないのが痛かったかな。


BYW






酔い潰れ




酔っぱらってます


ビアプリーズ


飛ぶとみせかけ飛びません


鉄柱吸い付きダイブ




ブレンバスター




スプリングボード式フロムコーナーTOコーナー・ムーンサルトキック


ムーンサルトプレスが剣山へ


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