大日本プロレス/2006.10.1/東京・晴海埠頭特設リング④



◎第4試合 30分1本勝負
 関本大介&井上勝正&近藤博之
vs
金村キンタロー&黒田哲広&マンモス佐々木
 ●近藤博之(18分22秒 体固め)マンモス佐々木○

 *超滞空式29歳
★第3試合が終ると,リング上に登坂部長が登場。 あまりの雨なので,客の体が心配ですと。 なので払い戻しもしますと...凄い決断です。 しかし,試合は行いますと...沸き返る場内。 馬鹿だぜ!! みんな馬鹿だぜ!! こんな雨の中,早く家に帰ったほうがいいはず。 明日仕事やら学校がある人がほとんどでしょうに...風邪ひいたらどうすんだ? みんな最高の馬鹿です!! プロレスファンは本当に馬鹿です...でも最高だぜ!! なんかみんな帰らず, むしろこの興行を素晴らしいものにしようというベクトルが生まれそれに感動しました。 そして雨音をかき消す「大日本」コール!! さあ休憩は無し!!セミファイナルに突入です。
セミでは関本&若作りvsアパッチのハードヒッティングな熱い試合 ...を期待してましたが,雨の為期待通りとはいかず。 しかし,各選手が本当に頑張ってくれました。 アパッチ軍は入場から客を興奮させ盛り上げました。 金村選手は客を煽り盛り上げ,試合でも自ら体を張り魅せてくれました。 黒田選手は雨だろうが最高でした。 雨の中の哲ちゃんカッターはかける黒田選手がむしろ危険だったろうに。 マンモス選手は下半身が滑るなら上半身とバランスで獣王っぷり爆発でした。 一方大日本軍も気合を全面に押し出す素晴らしい気迫。 関本選手は下半身の不安定さを上半身の力でカバー。 もてる力を全て上半身につぎ込み打つチョップやラリアットは凄かったです。 井上選手は気持ち!気持ち!気持ち!!本当熱いです。 雨で体が冷えている観客に熱を伝えてくれました。 そして,僕的に今大会のベストプレイヤーと思う近藤選手。 雨を逆手に取り魅せたり,雨だと思わせないようなテクニックで魅了してくれました。 今大会で一番雨を感じさせない戦いっぷりだったと思います。 試合は両軍ビショビショになりながらも一進一退の攻防。 最後は粘る近藤選手に,マンモス選手が超滞空の29歳を炸裂させ勝利。 試合後もブリブラダンスで盛り上げたりと,最後の最後まで客思いなアパッチの皆様でした。 その横をフラフラに歩いていった大日本軍の精一杯にも感謝したい。


傘で見えません(T_T)






勝利のブリブラダンスです

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