BRAVES/2009.09.05/東京・西調布格闘技アリーナ⑤

◎特別試合
 ●超人勇者Gヴァリオン(4分56秒 片エビ固め)梅沢菊次郎○
 *ジャックハマー
★メイン終了後,梅沢選手がヴァリオン選手に一騎討ちを要求。
雰囲気的に「え?もしかして今?」って感じでしたが,まさにその通りに。 梅沢選手の要求に「普通プロレスでは,次回大会でってなりますが...次いつ出来るかわからないので...やりましょう!!」とヴァリオン選手が受諾。
本当に普通じゃ考えられないサプライズ...なんか,こういうのも次に繋げる嫌らしさが無くて最高でした。 次に観にいける保障なんて無いし,やっぱ試合は一期一会ですからね。
試合はプロレスラーのプロレスと言うよりも,男と男の素の一騎打ちのような...とにかく凄かった。
体格で劣るヴァリオン選手は,これで三試合目。 どの試合も全力ファイトだっただけにスタミナも余裕が無かっただろう。
しかし,ヴァリオン選手は梅沢選手に真っ向勝負を挑む。 途中ではマスクを自ら脱ぎ素顔の阿部拓巳に...いや素のヴァリオンとなり戦う。
ずっと前に自らマスクを脱ぎ反則勝ちを狙った試合に対し厳しい意見を書いた事があったが,今回のはそれとは次元が違った。 真の理由なんてわからないが,心にビンビン響くものがあった。
対する梅沢選手も遠慮一切無しの全開ファイトでヴァリオン選手を追い込む。 途中押され気味になると,セコンドの末吉選手から「自分でやるって言ったんだろ!!」と檄が飛ぶ。
それに応えるように試合が進むに連れ梅沢選手の攻撃は激しさを増していった。 ヴァリオン選手の胸が梅沢選手のチョップや張り手で内出血をおこし変形する。
ランサルサで叩きつけられ,そのまま場外に落ちる...ヴァリオン選手がボロ雑巾のようになった。 それでも立ち上がり勝利を目指す素のヴァリオン選手。
素のヴァリオン選手と素の梅沢選手...男と男,人間と人間。 凄まじい物が目の前で起こっている...会場からは声が失われていった。
あまりにも凄いものを観ると,人間は声を失う...そんな感じかな。 とにかく凄いものを観ました。
最後は梅沢選手がジャックハマーでヴァリオン選手を叩き潰しました。


メイン終了後に梅沢選手がヴァリオン選手に一騎討ちをアピール




試合開始


アルゼンチン・バックブリーカー


背骨が折れそう!




強烈な張り手


素と素がぶつかり合う


持ち上げれない...


ランサルサ


小包固め




アルゼンチン・バックブリーカー




ダイナマイト・タックル


ジャックハマーで試合は終わった...


両選手ともありがとう!!

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