※はじめに...私はプロレスを観客なので観客の視点でとらえて来た事や雑誌で読んだりTVで見た事程度しか知りません。知らない者から観た薄っぺらい感想文ですので,それでも良い方のみ御覧ください。
⇒【オープニング写真】
★初の会場&初の土地でも駅近なので、すぐに会場を発見。
受付でチケットを引き換え、便所へGO!
選手も一緒に利用するので、ちょとソワソワです(笑)。

入場の列に並び、蚊にがっつり喰われます。
そして開場時間と同時に開場…普通の事なのに、普通じゃなくスゲエと思えるプロレス業界(笑)。

全席自由席でしたが、早く注文した特典で最前列が用意されてました…ありがとうございます!
会場内の売店には色々な選手のグッズが並び賑やかでいい感じです♪
地元の人やチビッ子も多いので、売店を見てすごしたりできるのはいいですね~♪

開始時間になると全選手入場式が行われました。
久々のBRAVESは、会場も西調布から高島平、リングも道場リングから通常のリングへ変わったけど、大会の内容はどうなるのか?期待に胸をふくらませ試合がはじまるのを楽しみに待ちました。


⇒【第1試合写真】
★第1試合は霧島選手と、東海地方で活躍してる佐藤選手のシングルマッチ。
佐藤選手は、あのミスター6号のお父さんのレスラーなんですね。

試合前にいただいたパンフレットを見ると“七色の河津落とし”と!

河津落としは前の週のコシカ選手の得意技でもあり、最近その威力や素晴らしさを再確認しているところ。
しかも盟友とき兄さんと呑みながら河津落としについて語ってたばかりのタイムリーさ。
俄然佐藤選手の七色の河津落しに注目の一戦となりました。

結果二色しか出ませんでしたが、フィニッシュの大河津落とし(ジャンプしての河津落とし)は凄まじかったです。


⇒【第2試合写真】
★第2試合は東海プロレス同士のシングルマッチ。

正直東海プロレスは観た事無いし、週プロモバイルとかで結果とか見てもキャラもんより、地味な名前の選手が多いし。
謎の団体でしたが、蓋を開けたら素晴らしいプロレスを魅せてくれました。

筋肉ムキムキでイキのイイ豊浦選手と、インサイドワークに長けた豊田選手。
両選手とも名前が豊で始まるので、ややこしかったですが、レフェリーの好フォローもあり会場も盛り上がりました。

最後は豊田選手がBBバスター(変形シュバイン)で勝利しました。
地方の若手の試合と思う事無かれ、世の中は広いし、良い選手はまだまだ沢山いると思いました。


⇒【第3試合写真】
★役者が揃った第3試合は大盛り上がり。

元大日本の上条選手の元気さとパワー、浪口選手のいつも怒ってる感(笑)。
肉体派コンビの松田選手と梅沢選手。

特に松田選手は体のキレも、舌のキレもグンバツで会場を盛り上げる盛り上げる。
梅沢選手の珍しいショートスパッツ姿を「ニューコスチューム!」と煽り盛り上げ。
終盤には梅沢選手がコスチュームを忘れたので、松田選手が持ってたアニマル・ウォリアーからもらったスパッツを貸したとズンドコに落とす荒技も(笑)。

終盤は肉体派コンビが暑苦しい程に大暴れし、最後は梅沢選手が圧巻のダイビング・セントーンで勝利。

とにかく楽しいプロレスで、とても幸せな気持ちになりました。
後ろにいたちびっ子は一段と楽しそうに応援してたけど、鉄柱急所足ひっぱりに参加させられた後、やられた選手の報復にビビってたのが最高に可愛かったし、ほっこりしました。

⇒【第4試合写真】
★セミはマスクマン vs. アロマナックルズに、怪奇派ペイントの矢野選手が加わった6人タッグマッチ。

アロマナックルズは相変わらずカッコイイ入場からの、KITO選手の真面目でトホホ感が最高でした。

KONDO選手はベルトを二本も巻いており、調子良さそうでした。
ランニング式のアトミコは出なかったけど、腕サソリが数珠繋ぎではあったけど見れて嬉しかったです。

そんな名タッグチームとトリオを組んだワラビーTV王者矢野選手。
独特の間とムーブで相手も味方も客席も翻弄。
真面目なKITO選手は露骨に扱いずらそうな顔してたのがたまらんかったです。
矢野選手が加えたクセが、試合に深みと面白さを加えてました…が、訳わからない人は、訳わからないままだったのでしょう。
チビッ子には全く受け入れられて無いようでしたし(笑)。
そんな訳わからない感じだったのも、またプロレスの面白さだし、良い思い出になるでしょうね。
実は一番印象に残ってたとかね。

対するマスク軍団は華やかで素敵でした♪
コスモ選手はまだまだキレッキレで驚いたし、ブレイブ選手はコスチューム&マスクが超カッコイイし。

EX選手は謎な感じ(笑)。
「Uターン!」したけど背中に傷ないしUターンの人が変身?改造された感じじゃ無いし謎(笑)。

謎なのにマスクを剥がされ、そのまま丸め込まれ負ける始末。
そんな荒れた結末に両軍ヒートして、会場の熱気も上昇してました。


⇒【第5試合写真】
★メインはヴァリオン選手とレジェンド谷津選手のシングルマッチ。
師弟である両者の間には色々な事があったようで…詳しくはヴァリオン選手のブログとかTwitter等をご覧下さい。

想いが強いヴァリオン選手の私闘に近い試合なので、BRAVESの雰囲気に合うかハラハラでした。

そして谷津選手側は谷津トレインでトーシロをリングに上げてお祭り気分。
なかなかの温度差と、トーシロ達の傍若無人なふるまいに、なんだか試合前から燃えました。
久々に「絶対勝ってもらいわねば!」と思い応援するとは…BRAVESで。

このトーシロ達が試合中も場外に落とされたヴァリオン選手に、谷津選手の命令で手を出す始末。
流石にリングに上がって攻撃を支持されたのは拒否してましたが、彼らのせいで気分が悪くなりました…が、更に燃えて応援にも力が入りました。

彼らは試合後にはヴァリオン選手を讃えたり、結果良い人達のようでした…そう考えると、なかなかのヒールキャラを演じてたなぁと。
そして、私なんか上手く乗せられちゃったなぁと(笑)。

そんなスパイスもあったけど、谷津選手は60歳になっても凄いヤツでした。
ドロップキックの打点も高いし、グランドでは流石の強さだし。
スクープサーモンやバックドロップもキレがあったし。
何より魅せ技じゃない正調ブルドッキング・ヘッドロックが最高でした。

とにかく強過ぎる谷津選手を相手に小兵のヴァリオン選手は終始押され気味。
すると途中からマスクを脱いで素顔のヴァリオン選手となり戦いました。
こうなると完全な私闘ですが、もう観てる方も熱くなってますから一層燃えて来ます。

チビッ子達からは一瞬の戸惑いが感じられましたが、おじさん同士の戦いになったけど、怖く無い方のおじさんを応援。
大人の声援につられ、チビッ子達も大声援。
勧善懲悪な試合になり会場も大盛り上がり!

そんな中、谷津選手が試合を決めようと監獄固めを…中盤の1回目は梅沢選手が乱入?カット(相手の取巻きも手を出してるからって事で)。
フィニッシュ狙いの監獄固めでしたが、そこにスキが生まれるとヴァリオン選手が丸め込みを用意してました。
しかし、2回トライするも3カウントは奪えず。
ならばと変形のラ・マヒストラル【銀光の魂】で3カウント。
片想いの想いの詰まった熱い師弟対決をヴァリオン選手が制しました。


⇒【試合後&その他写真】
★試合後は谷津選手の谷津節が炸裂したり、ヴァリオン選手のぶっちゃけマイクでクールダウン。
BRAVES色よりもSPWF色の強いエンディングでは、SPWF道場にいた選手や元選手もリング上に。

中でも岸勝也元選手が元気そうで嬉しかったです。
彼は私と同じ山形県立米沢工業高等学校出身ですし、実家に帰省した際に地元でやってたIジャの興行でのデビュー戦も観てるので。

最後は全員で記念撮影し、会場は沢山の笑顔を拍手で埋めつくされました。

色々なカードがあったし、会場変わったり、いつもと違った感じの対戦カードもあったりしましたが、結局BRAVESはBRAVES。
子供から大人まで、みんなが楽しみ笑顔になり、少しだけ勇気が湧いて心が豊かになるプロレスでした。