覆面屋工房/2008.12.21/東京・新木場1st RING⑤
◎第5試合 666提供タッグマッチ 30分1本勝負
怨 霊&忍vs怒愚羅&ダイナスティー
○忍(15分42秒 片エビ固め)怒愚羅●
*S.E.X.
★セミに組まれたのは666提供試合。
人気団体の1試合パッケージだけに,会場からの期待も人気も高かった。
が,俺の一番嫌いな感じの試合に(あくまでも個人的に)。
ダイナスティー選手は前回よりも声もよく出て,熱い気持ちを見せようとするが,
技に関すると一発一発に「相手をぶっ倒す」ってような気持ちが感じられず。
華麗な飛び技は凄いのだろうが,ただ飛んで「凄い」だけじゃあ...。
怒愚羅選手も同じく,闘う気持ちが見えない。
ストンピングでもエルボーでも「相手を倒すとか「ダメージを与えてやる」
って気持ちがなきゃ,いくら綺麗なフォームで打っても何も伝わらない。
少なくとも俺は何も感じれなかった。
そういったスタイルなのかもしれないけど,プロレスって見世物っちゃ見世物なのだろうが,俺は格闘であり闘いと思っているので...。
色々なスタイルがあっても根本に闘いが無いとなんかしらけちゃうと言うか...笑わせる試合でも闘いがあるから面白いんであって,
それが無かったらプロレスのリングでやる意味も無いし...まあ,あくまでも俺個人の好みの問題でしょうが。
経験で勝る忍選手は,動きは流石に抜群...しかし,緊張感が薄い。
障害を持った子供達も多いゾーンでの場外戦。
入場式等でも常にアンテナを張っていれば解っていれたはず。
そこにスローしようと「どけ!」と凄まれても逃げれないでしょうに...。
下手したら怪我人を出し,大事故にもなってたかも知れないだけに,ひじょうに残念なシーンだった。
もしかしたら,そういった人々を喜ばせたいと思っての行動だったかもしれないけど(それは俺にはわからない)。
そんな中,怨霊選手は別格だった。
ストンピングやエルボー一発一発が重く,相手にダメージを与える厳しさと気持ち。
言葉を発しない怨霊選手が,一番闘う気持ちを魅せていた現実。
体を張って下の選手達にプロレスを示した怨霊選手は素晴らしかった。
最後は忍選手がS.E.X.で怒愚羅選手を下し勝利した。
とにかく俺個人的には嫌いな内容の試合だった。
技は出せばいいってもんでも無いと,知った風な事を書く素人の俺は思ってしまうのだが...あくまでも個人的な思いだけどね。
怒愚羅&ダイナスティー組
怨 霊&忍組
0パウンド・アタック
サーフボード・ストレッチ
同時場外弾
タイガードライバー式バックブリーカー
フィニッシュは,S.E.X.
怨霊選手もパンダちゃんに興味津々...ポアポアじゃないですよ(笑)
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