フーテンプロモーション2007年3月25日①

フーテンプロモーション/2007.3.25/東京・北千住ＴＨＥＡＴＲＥ１０１０・ミニシアター①

◎第1試合　30分1本勝負
　●澤　宗紀[格闘探偵団バトラーツ](11分44秒　変形腕固め)原　学[BML]○
★さあ第１試合からメイン級の興奮です。この２人が向き合ったらどうなるか？それはもう説明不要のバチバチでじた。
流石に神の愛弟子達である両者は,いわゆる客が一番期待する「バチバチ」も魅せつつ。それ以外の部分である「バチバチ」も魅せて行く。グランドでのねちっこいせめぎ合いは実に面白かった。
そして相変わらずの意地の張り合い。澤選手はドラスクやシャイニング・ウィザードを意地で決め。原選手はロメロ・スペシャルに意地でもかからなかった。相手の技を受けてやろうなんて気持ちはほとんど無い両者。共に「相手に勝ちたい」という気持ちがビンビンに伝わってきました。
さらに意地の張り合いやバチバチしばき愛の我武者羅の中で, 両者が「俺の方が余裕あるぜ」とか「俺の方が大人だ」みたいな心のぶつかり合いが最高でした。
なもんで我武者羅さの中でも冷静に相手の動きを読み打撃を打ち込み関節を取る。 “澤vs原”四度目のシングル戦で両者の戦いは新たなゾーンに突入したようだ。
最後は原選手が横三角絞めの体制で膝裏を極める変形腕固めで勝利しました。タップしたのがよっぽど悔しかったのか？澤選手が起き上がると絶叫し原選手に前蹴り ...まったくもって最高に大人気なくてかっこいいぜ!!
試合後勝ってもあまり喜びを表に出さない原選手。腕を押さえながら悔しそうに引き上げる澤選手。対照的な両者が創り出す“ライバル物語”はまだまだ進化を続けていくようだ。
そして僕は悔しさで胸がいっぱいに。バトラーツのメインで石川選手が負けると悔しくて悔しくてたまらない。それと同じく澤選手が負けると悔しくて悔しくてたまらなくなってきた...してやられてるか？やはり負けて「悔しい」と思わせてくれる選手は最高です。だからもっと強くなって欲しいと思うのです。そして選手も強くなっていくのです。
...強くなりたいから