フーテンプロモーション/2007.6.17/神奈川・ラゾーナ川崎・プラザソル⑤

◎第5試合 30分1本勝負
 ●大場貴弘[FREE](7分36秒 レフェリーストップ)石川修司[ユニオン]○
 *ジャイアント・ブーツ
★メインはプロレスラーの凄みを魅せた迫力あるバチバチでした。
バチバチゴリラvsバチバチ大巨人は,まさに怪獣同士のぶつかり合いでした。
バチバチゴリラこと大場選手は,今回ももの凄い肉体からもの凄い技を仕掛けていきました。 エプロンでのジャーマンや,スピアー。 中でも圧巻はセントーン。セントーンの連打でダウンを奪う離れ技。
隣の兄ちゃんが「セントーンでダウンかよ(笑)」と呟いていたけど, プロレスの技ってのは効果的に使えば素人が思っている以上に凄いんだぜ!! プロレスラーは凄いんだぜ!! 斜めに観ないで,目の前にある闘いをじっくり観てみなよ!!
そんな大場選手のインパクトをさらに上回ったバチバチ大巨人こと石川選手。 その一発一発がまさにジャイアントで,スケールが大きく単純にスゲエと思わされまくりました。 中でも凄かったのがアイアンクロー...やはりデカイから相当効果的なんでしょうね。 バチバチで出すからこそ説得力も十分すぎでした。
そんな両者がもの凄い攻防を魅せて行く...が,終わりは突然に訪れた。 フィニッシュはジャイアント・ブーツ一発でレフェリーストップ...もの凄い一撃でした。
唐突な幕切れに唖然とする場内でしたが,納得してる人は納得できる結果でした。 僕は納得できたし,素晴らしかったと思います。
試合後石川(修)選手が試合がいきなり終って「すいません」って言ってたけど,全然謝ることないです。 他の人は知らないけど,僕はバチバチに良い試合を求めては行ってないし, ここでは何をもって良い試合なのか?そもそも判断基準がよそとは違うし。 規格外の怪物的な選手同士が戦った...だから唐突な一発で決まってもおかしくないんです。 だって怪物の一撃なんですよ...そりゃあまともに入ったら終るでしょ。
つうかB系ファイトはいつ極まるかわからない緊張感が魅力の一つですからね。 どっちが勝つかわからないし,いつ極まるかわからない... これって本当は当たり前のプロレスの魅力!! 残念ながらそうではないプロレスが増え続ける昨今ですが, プロレスの凄さとプライドを魅せつけてくれて僕はむしろ感謝しています。
そんなプロレスラーの凄さと,プロレスの素晴らしさを魅せてくれたメインに出場した 両者に「ありがとう」です。


世紀の怪獣大戦争が始まる!!


ジャイアント・ヘッドロック


怪獣のシバキ愛


ゴリラ・パンチ





フロント・ネックロックで持ち上げる


ジャイアント踏み付け


ジャイアント・アイアンクロー


ゴリラ・セントーン


連発でダウンを奪う


エプロンで...


ジャーマン...けど,場外での攻撃ということで反則イエロー





ジャイアント・串刺し低空ドロップキック


ゴリラ・スピアー


ゴリラ・ジャーマン


ジャイアント・ブーツで勝利


立てないバチバチゴリラ


「すいません...」


「池田さんとシングルでやりたいです...」


「お願いします!!」

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