フーテン・プロモーション/2007.10.20/神奈川・ラゾーナ川崎・プラザソル⑤
◎第5試合 トーナメント1回戦 30分1本勝負
【チーム猿の惑星】池田大輔&長井満也[無我]
vs
石川雄規[格闘探偵団バトラーツ]&澤 宗紀[格闘探偵団バトラーツ]【変態デモクラシー】
●長井満也[無我](24分11秒 胴絞めスリーパーホールド)石川雄規[格闘探偵団バトラーツ]○
★メインは一回戦屈指の好カード。
俺の中ではバトラーツvsバチバチ連合という戦争。
そしてバチバチレジェンド達の中で,唯一の穴世代澤選手にとってもいろいろな意味での戦争だったと思う。
やはりレジェンド勢はレスラーになるのが非常に厳しい時代ギリギリの人達。
体格はもちろん強さも一級品だ。
そんな中で何を魅せるか?
強さでは敵わない...何を魅せる?
そして澤選手は変態ストーカーばりのしつこさを魅せた。
師匠である石川選手ばりに...そして石川(神)選手もしつこさを魅せた。
試合は圧倒的に猿の惑星が攻めていた。
勝利も十中八九手にしていた。
池田選手のいつも以上にエグイ攻め。
澤選手には圧倒的な力の差を魅せ付け,潰していく。
どんな状況でも蹴りが飛んできた....一瞬でも気を抜けない。
長井選手は頭を馬鹿にされながらも試合では気迫を前面に押し出し,重い打撃をぶち込んでいく。
澤選手はもちろん石川(神)選手も蹴りで浮き上がった。
それなのに変態デモクラシーは立ち上がり続け,諦めなかった。
殴られ蹴られボコボコにされ...立てばその繰り返し...立てば己の体がどんどん傷ついていく...なのに何故?
何度バチバチやバトラーツを観ても,何度も思わされる。
そして最後は諦めなかった変態デモクラシーが勝利した。
ボロボロになった石川(神)選手がスリーパーで長井選手を下した...澤選手は池田選手にみっともない位しがみついていて,かっこよかった。
どんなに凄い打撃を喰らってボコボコにされようとも,最後はキッチリ関節(絞め)技で勝つ...まさにゴッチイズムだった。
そうこれが本物のゴッチイズム!!
もの凄く壮絶でエグクて激しい試合なのに後に残る心地よい満足感。
これがプロレスの醍醐味だよなあ...と一人しみじみかみ締める試合後なのでした。
僕らの変態陽
変態と無我が急接近
因縁再発
池田選手
顔面ゴシゴシ
ニーを押し付ける
フェイスロック
シバキ愛
ナックル・アロー
澤選手が攻める
アキレス腱固め
ボコボコにされた澤選手
石川選手も倒れた...
WARスペシャル
逆片エビ固め
必死でエスケープ
変態デモクラシー大ピンチ
重い蹴りが飛ぶ
必死のカット
スリーパー...
一度は立った長井選手だが...
しつこく絞め続けられ...
フィニッシュに!!
試合終了...誰も立っていられません(凄)
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