フーテン・プロモーション/2007.12.16/神奈川・ラゾーナ川崎・プラザソル⑤
◎第5試合 トーナメント優勝決定戦 30分1本勝負
【大場警察】小野武志[ストライプル]&大場貴弘[FREE]
vs
佐々木恭介&石川修司[ユニオン]【ギリギリガガンガン】
○大場貴弘(22分31秒 逆エビ固め)佐々木恭介●
※大場警察がバチバチタッグトーナメントシリーズ優勝!!
★トーナメント決勝戦にはバチ穴最大の輩出物とでも言うべき穴世代の三選手の顔が揃った。
それぞれシングルで当たっており(一部別団体),ライバル争いとしても注目が集まった。
そんな中,一人レジェンド的立場の小野選手が実に凄かった...。
序盤から大場選手が独特の魅力を出し観客を魅了する。
そしてコーナーからは小野選手の的確な指示が飛ぶ...客席からもオウム返しのような的確?な指示が飛んでいたけど(苦笑)
その指示により大場選手の魅力がどんどん引き出される。
相手組にタイツを尻に食い込まされても,それを利用して(素で?)の攻撃も魅せる...流石元AO/DCだけあって血は争えないのか(盛様と)?
そんな大場警察にやられっぱなしのギリギリガガンガンではない。
佐々木選手の気の強さと,石川選手のジャイアントな攻撃が大場選手を追い込んでいく。
もし小野選手がパートナーじゃなかったら,このままギリギリガガンガンが押し切っていたと思う。
が,小野選手が佐々木選手の気持ちをすかし,石川選手をスピードで翻弄する。
特に石川選手はその魅力と破壊力を封じ込まれていく。
せっかく前回は見られなかったジャイアントな魅力だったが...小野選手恐るべしである。
終盤は大場選手と佐々木選手がほぼ一騎撃ちの様相。
そんな中佐々木選手と大場選手の蹴りvsジャーマンの意地の張り合いは凄かった。
最後は小野選手の好フォローもあり大場選手が逆エビ固めで佐々木選手からタップを奪った。
佐々木選手は耐えに耐えまくった...しかし,大場選手は石川選手の強烈なカットにも耐え絞めつづけた。
プロレスの基本中の基本技で決着が付いたのもらしくて良かった。
こうしてバチバチタッグトーナメントシリーズは大場警察が優勝した。
試合を終えて思う...佐々木選手はタップする時,どんなに悔しかったのだろう...。
ギリギリの戦いのトーナメントを勝ち上がり...あと一つ勝てば優勝なのに...。
たった2,3度マットを叩くのにどんなに葛藤があったんだろう...なんか切ないね。
悔しいよね...そんな事を考えると,バチバチ...いやプロレスがまた愛おしくなった。
たった一度のタップアウトで胸が熱くなった...それだけ,この試合にかける両チームの気持ちが熱かった。
ありがとう...ありがとう...佐々木恭介(選手)
ギリギリガガンガン
大場警察
大場警察出動!!
バチバチゴリラ出現!!
アキレス腱固め
ジャイアント・踏み付け
ジャイアント・エルボー
巨人狩り
タコ絡み
首絞め
首の絞めあい...殺し愛
オヌゥ固め
ベアハック
ジャイアント・マフラーホールド
串刺し顔面蹴り
ジャーマン!
ジャーマン!!
顔面キック
オホクラマン・スタンピート
逆エビ固めが極まる!!
耐える佐々木選手
背骨が折れちゃう!!
刹那の瞬間が近づく...
フィニッシュは,逆エビ固め
佐々木選手無念のタップアウト
抱き合い称えあう
優勝は大場警察
勝利を喜び合う
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