フーテン・プロモーション/2008.02.24/神奈川・ラゾーナ川崎・プラザソル⑥

フーテン・プロモーション/2008.02.24/神奈川・ラゾーナ川崎・プラザソル⑥

◎第6試合　30分1本勝負
　○大場貴弘(14分36秒　ＫＯ)石川修司[ユニオン]●
　*馬乗りパンチ
★対戦相手と観客...そしてセミ＆時代との戦い,メインの重圧...。
両者のバチバチでのシングル対決は二度目。前回は石川選手が勝利したが,今回は大場選手に勢いがある。そして大場選手は勝って池田戦へ弾みをつかたいとこ。
試合が始まるや独特のかまえで石川選手を威嚇する大場選手... だったが,すきだらけの顔面にいきなりビッグブーツ...スゴスギルよ大場選手。のっけら大場選手の魅力が爆発した。
一方の石川選手は最近あまり爆発してなかったが,今回はジャイアントな魅力が爆発。閂+頭突きは凄いの一言!!石川選手のジャイアントサイズの頭蓋骨から放たれる頭突きはすげえ魅力的だ。しかし,その爆発が点であって試合を通して線にならなかった。
その点大場選手は我武者羅に勝利に向かい突っ走り線の試合をしてたから結果は順当だったのかも。やはり「何をするかわからない」選手の方がバチバチでは光り輝き勝利をぐっと引き寄せる。
終盤は両者一身一体の攻防ながら徐々に大場選手がペースを握った。勝率の高い逆エビ固めに,投げっぱなしジャーマンの連発。最後は馬乗りになり石川選手をなぐりつけＫＯ勝利。
正確には反則だろうが,それを勢いで押し込んでこそバチバチ。まさに大場選手はバチバチのメインをバチバチなフィニッシュで制したのだ。あの石川選手がＫＯされる衝撃ったらなかったです。
なんだかんだ言っても素晴らしいメインを作り上げた両者は凄かったです。