フーテン・プロモーション/2008.05.25/神奈川・ラゾーナ川崎・プラザソル⑤

◎第5試合 ヤングジェネレーションバトル2008・1回戦 30分1本勝負
 ○石川雄規[格闘探偵団バトラーツ](14分11秒 レッグロック)原 学[BML]●
★この二人がいたから今もバチバチファイトが残っている...。
バトラーツが冬眠に入った時,石川選手・原選手・臼田選手・カール選手しか残らなかった。 臼田選手がフリーになっても二人はバトとして戦いを続けていたから,バチバチファイトを貫いてきたから今がある。
そうじゃなきゃ竜司選手も澤選手も吉川選手も矢野選手もリングにいなかったかもしれないし, フーテンだって旗揚げしてなかったかもしれない。 そんな両者がセミで激突するのだから感慨深い。 しかも原選手の成長で石川選手が追い込まれていくのだから...。
石川選手のねちっこいグランドに対応しつつ立ち技では早い打撃で優位に立つ原選手。 何度も何度も綺麗に入るハイキックに,何度も何度もぶっ倒れる石川選手。 しかし何度も何度も蘇る情念の恐ろしさ。 その恐ろしさを身をもって知っている原選手は攻撃の手を緩めない。
確実に仕留めに入るべくうつぶせ状態への胴締めスリーパーを仕掛ける原選手。 うつぶせ状態では石川選手得意のレッグロックでの切り返しも絞り上げるスペース が無いから極まらない。
徐々に石川選手の体から生気が奪われていく...まさか負けるのか? まだまだ高い壁であって欲しいから「石川」と叫ぶ。 原選手への声援と,石川選手への声援が交差する中,原選手がまさかのタップアウト。
まさに情念マジックである。 フックされた足を自分のわずかに動く足先を使い極めのスペースを作りレッグロックで逆転勝利!! スゲエ!!凄すぎです!! まさかあの状況から極めれるとは...。
どんなに打撃でボコボコにされても,最後は一瞬の関節技で極める...まさにゴッチイズム!! マガイモノが多い世の中でのホンモノに鳥肌がたった。
スゴスギルスキルにレジェンドと鮫肌・穴世代の差を感じ,トーナメントはヤングじゃない 人達が上位を占めそうだと思わされました。


睨み合い


感慨深い一戦


ネルソン


顔面へのサッカーボールキック


袈裟固め




低空胴タックル


フロント・ネックロック


強烈な張り手


ジャーマンスープレックス




ステップオーバーC・W・アームロック


腕ひしぎ逆十字固め


容赦無き攻め


顔面蹴り上げ


うつぶせ状態での胴絞めスリーパー...


この後,まさかの情念マジックが!!


スゴスギル!!


かつての師弟愛が蘇る

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