フーテン・プロモーション/2008.06.29/神奈川・ラゾーナ川崎・プラザソル②

◎第2試合 30分1本勝負
 ○木村浩一郎[FREE](9分17秒 腕ひしぎ逆十字固め)原 学[BML]●
★4月の「バチバチ15」でも組まれた両者の一騎討ち。 その際は原選手も善戦し追い込んだが木村選手の奥深いテクニックで涙を飲んだ。
何気に組まれた一戦ながら原選手のこの試合に対する勝ちたい気持ちは凄かった。 原選手は木村選手に絶対捕まらない作戦を取った。 組み合わず離れて打撃を打ち込み,木村選手のスタミナ奪っていく。 年齢的にスタミナに難のある木村選手にとってはなんとも効果的な作戦だった。
この作戦は項を奏し木村選手から焦りが生まれてくる。 こうなると木村選手はエグイ攻撃を連発し早くしとめに来る。 しかし原選手もその隙を付きペースを完全に握らせない。
両者の攻防は実に戦略的でスリリングで面白かった。 そんな面白い試合だったが木村選手の顔面蹴り上げが原選手の顔の形を変えるほどの衝撃で決まる。 なんとか意地で立ち上がるも眉間が腫れ上がり目の焦点が定まっていない感じだった。
それでも必死で腕にしがみつき腕ひしぎ逆十字をきめる...形は澤選手が木村選手から勝利したぶら下がり式だ。 無意識か?意識してか?この状況で同じ技が出るあたりがなんとも面白い。
しかし,そのれを踏み付け潰した木村選手が腕ひしぎ逆十字固めを一気に極めて勝利した。 今回も原選手がいいとこまで行きながら敗れた。 その悔しさを思うと,今後の再戦がまた楽しみになった。


鋭いローキック


絶対組み合わない原選手


笑いながらもイライラを感じさせる木村選手


強引に間を詰める


腕を取る


正面からの顔面蹴り上げ


レッグロック


裏十字固め


変形の足首固め


アンクルホールド


エグイ蹴りが顔面を襲う




マウント


顔面を蹴られダウン


腕ひしぎ逆十字固め...


絶対離さずぶらさがり式


フィニッシュは,腕ひしぎ逆十字固め


原選手の眉間が腫れまくってた

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