フーテン・プロモーション/2008.06.29/神奈川・ラゾーナ川崎・プラザソル⑤

◎第5試合 30分1本勝負
 池田大輔&ホワイト森山vsフジタ“Jr”ハヤト[みちのくプロレス]&飯伏幸太[DDT]
 ●ホワイト森山(15分57秒 レフェリーストップ)フジタ“Jr”ハヤト○

 *ヘルム
★メインでは我らがみちプロのハヤト選手が大暴れ!! とにかくルード転向後からリミットを外して戦うようになったハヤト選手だが, そのリミットをさらに振り切れるバチバチのリングは相当イキイキして見える。
さらに相手がバチバチのトップである池田選手と,入場式で仕掛けてきた森山選手なのだから気合もハンパねえ。 その軌道の読めない蹴りの速さと重さが相手をボコボコにしていく。
グランドでもアマレスの猛者だっただけにポジションキープはお手の物。 さらに負けず嫌いの根性が相手の技を受けきる...受けでも凄さを魅せるのは成長の証。 とにかく凄かった。
森山選手の心も体も折り壊す蹴りに,池田選手だろうがお構いなしに頭部を蹴り上げる凄み。 もちろんKill Ikeda Daisukeこと池田選手へのK.I.D.も凄かった。 本当にスゲエよ!!だから応援する方も力が入るし楽しくなっちゃう。
そんなハヤト選手のパートナーである飯伏選手はどんどん伝わるものが無くなってる気がします。 序盤こそ猛ラッシュを魅せたものの,後半は完全にガス欠。 カットにも入れずエプロン下で休憩...そんなパートナーを尻目に一人で勝ってしまったハヤト選手は本当に凄い!!
対する池田選手の重い攻撃も凄かったが,なんとなく森山選手を鍛えるような感じもありいつもの元気さは感じられなかった。 いや元気だったかもしれないが,それ以上にハヤト選手が元気だったって事だろう。
森山選手は終盤完全に心が折れていた。 倒れた相手に自分がされたのと同じ事ができなし,目からも生気が感じられなかった。 まあ試合後救急車に乗ったのだから無理もないのだろうけど。
最後はハヤト選手が一人で戦い抜き,森山選手をヘルムで地獄(病院)送りにし勝利した...「ホワイト(ボコボコ)プラン」終了。 試合全体を完全に自分の世界としバチバチの会場をハヤト色に染めたのでした...嗚呼たまんねえ!!
メインに登場し,結果を残し...マイクを握ったハヤト選手は, 「俺はみちプロ所属でバチバチのリングに命をかけて戦ってる...」って。 みちプロ所属...みちプロ所属...みちプロ所属!! みちプロの誇りです!!
さらに池田選手に「池田とシングルやってもいいと思ってる」と完全に上からシングル要求。 今までの選手達のように「池田さん」ではなく「池田」って呼び捨てにするあたりが最高だ!! 「さん」付けじゃない時点で今までの選手達と違い胸を借りるとかじゃなく,本気で倒しに行くって事でしょう。
それに応え「よろしくお願いします」と握手する池田選手。 何かを感じたか?潰しに来るか?両者のシングルマッチは凄い事になる予感がする。 まあ次回はヤンジェネ準決勝なので無いけどね。
穴世代が穴で苦労してやっと手に入れた物を一気に飛び級して手に入れるハヤト選手は本当にスゲエ!! さらに池田選手から締めのマイクも無理矢理押し付けられ少々困ったハヤト選手だったが, 「“予想外”の展開だけど...これから俺がバチバチを盛り上げて行くんでヨロシク!!」と締めました。 ホワイトプランと言えば予想外...何気にマイクはサスケ選手譲りの素晴らしさになるかもしれないな。
そしてハヤト選手が雄雄しく吼えながら勝利をアピールすると会場はもの凄い盛り上がりを見せた。 癒しの空間バチバチのエンディングが,初めてエキサイティングだった気がする。
さらに退場する際に気のせいかもしれないが,俺と盟友とき兄さんに勝利のアピールをした気がした。 まあ気のせいだろうが,俺達の思いは少しは伝わってるかな?
バチバチやバトラーツは凄い...けど,みちプロだって負けてないんです。 B系のファンの方にはB系以外本物と認めない人もいるでしょう。 けど,そんな人達や“みちプロ=ルチャ=軽い戦い”みたいな概念を叩き壊そうと頑張るハヤト選手は, ルードながらみちプロ愛が感じられるし,俺達にとっては誇りであり愛すべき選手なのです。 ハヤト選手が会場を盛り上げメインを締めた...なんとも嬉しかった。
そんな光景を目の当たりにしてみちプロ15周年のセミでハヤト選手しか観えなくなったのは,単に好きとかだけじゃなく, ハヤト選手が持つカリスマってかスター性っつうかそういう事だったんだろうと改めて思いました。 みちプロでもプロレス界でも全く新しいルードになりつつハヤト選手の成長と生き様が益々面白くなってきた。
ハヤト選手ありがとう!! そしてバチバチ完全制圧だっ!!


「みちのくプロレス所属」フジタ“Jr”ハヤト選手


池田選手登場


握手で始まる




アームロック


蹴りまくる


池田選手の顔面を蹴り上げる




強烈なバチカット!


ホワイト選手を見下ろす




エグるようなボディブロー


鉄拳制裁




Kill Ikeda Daisukeこと池田選手へのK.I.D.


ホワイト選手がカット...ホワイトだけに






自由に暴れる!!


頭突きでも負けねえ!!


顔面蹴り上げ


ホワイト選手の猛反撃


フィニッシュは,ヘルム


ハヤト選手が,ほぼ一人で勝利


マイクを掴む


池田選手へ宣戦布告


どうなる?


「よろしくお願いします」って...


遂にハヤト選手がバチバチマットで主役になる...


目指せ一番!完全制圧!!

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