フーテン・プロモーション/2008.07.27/神奈川・ラゾーナ川崎・プラザソル③
◎第3試合 30分1本勝負
小野武志&原 学[BML]vs木村浩一郎[FREE]&フジタ“Jr”ハヤト[みちのくプロレス]
●原 学(16分33秒 レフェリーストップ)フジタ“Jr”ハヤト○
*K.I.D.
★やはりハヤト選手を中心に観てしまったこの試合...だって好きなんだからしょうがない。
ハヤト選手にシングルで負け勢いづかせた原選手は熱く激しく攻めて来た。
興味深い小野選手との対決は,木村選手に多少横取りされたものの実にスリリングで面白かった。
小野選手と木村選手の大人な絡みも,原選手と木村選手のスタミナ合戦もどれもこれも面白かった。
意味が無いようで実は意味が深かったりするバチバチやバトのマッチメークは,
蓋を開けてみるととんでもなく美味しい物が入っているもんだ。
そんな面白いタッグマッチはハヤト選手がK.I.D.で原選手からレフェリーストップ勝ちをおさめた。
今回のK.I.D.は組み手から首固め...いや夏だし,みちプロを背負ってるのでマバタキとあえて書こう。
夏と言えばラッセ選手=絶好調=マバタキ...そんなホームのライバルの技が宿ったとでも言うべきか。
まさにラッセ選手のマバタキのようなスピードで丸め込み体位を入れ換えK.I.D.を極めた。
そしてバチバチ・バトでの連勝を伸ばし,原選手に二度目の土を付けた。
まあこのフィニッシュに関してもレフェリーの判断に対し原選手が抗議するというような場面もあったが...
結局俺なんかハヤト選手が勝ったので,第1試合のように考える事もなくただ喜んだ(苦笑)。
そんな喜びも束の間,翌日ハヤト選手がこの試合で左手首亀裂骨折と発表された。
試合で折れたとすれば原選手のスタンディングのアームロックだろう。
木村選手のカットでなんとか逃れられたが,コーナーに戻ってからも相当痛そうだった。
それ以外にも小野選手・原選手の強烈な打撃をガードしてたんだから,そこで折れてたかもしれない。
けど,最初から左手首にはテーピングが分厚く巻かれていた。
前日のバトの試合後の写真では左手首にサポーターが巻かれていた。
その前からサポーター巻いたり,テーピングをしてたという情報も。
元々悪かったのか?
それとももう折れていたのか?
どっちにしろ相当痛かったはず。
けど...そんな素振りは見せず,最初から最後までハヤト選手はハヤト選手らしかった...。
そして痛みを客に感じさせず蹴り殴り,最後はその左腕でK.I.D.を絞め上げ勝利した。
試合後は原選手の発言に対し「何言ってるかわかんねえ...お客さんにわからなきゃ駄目でしょ...」と言い放った。
痛みを客に感じさせないで最後まで戦った上に,客を意識していた...そのプロ意識の高さ...。
そんな時も左腕は痛かったんだろうなあ。
みちのくプロレスの看板を背負い一人乗り込み。
みちのくプロレスはルチャだけじゃないと意地になり。
団体・家族・色々なものを背負い。
池田選手に喧嘩を売り,バチバチのトップ取りを宣言したから...だからこそ最後まで意地を通し戦い抜いたのか...。
その覚悟や想いを想像するだけで胸が熱くなってくる。
あの若さで...いや若さは関係無い。
ハヤト選手は常に茨の道を突き進み強さを求めている。
だからといって強い弱いだけの世界に身を置かず,貪欲にプロレス界を食荒らす!!
そんなハヤト選手が益々好きになった!!
フジタ“Jr”ハヤトはみちのくプロレスファンの誇りだ!!
ハヤト選手の一日も早い復帰を願います。
さて試合の興奮が冷める間もなくインフォメーションコーナー。
森山選手とイケダタクヤ氏がバチバチの宣伝やじゃんけん大会を行った。
吉江豊婦人も前回に引き続きドラディションの告知を行った。
バチバチで良い試合をしてくれるドラディションの選手達のホームリングにも行ってみたいな。
ハヤト選手
小野選手
因縁?の対決
ハヤトvs原
ハヤトvs小野
強引にタッチし交代した木村選手
猛襲(蹴)でダウンを奪う
アームブリーカー
胴絞めC・W・フェースロック
アキレス腱固め
バックドロップ
タコ絡み
膝十字固め
K.I.D.
最後はレフェリーストップでハヤト選手が勝利
続きはシングル...
最高だぜハヤト選手!!
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