フーテン・プロモーション/2008.07.27/神奈川・ラゾーナ川崎・プラザソル④

◎第4試合 ヤングジェネレーションバトル2008・準決勝 30分1本勝負
 ○大場貴弘(16分09秒 KO)石川雄規[格闘探偵団バトラーツ]●
 *ジャーマン・スープレックス
★バトでデビューした大場選手は,バチバチゴリラとしてバチバチのリングで成長しタッグトーナメント優勝・池田越えを果たしてきた。 そんな大場選手のデビューした実家であるバトラーツを守り抜き戦いをずっと続けてきたのが石川選手。 紆余曲折を乗り越え二人がヤングジェネレーションバトルの準決勝で激突する。
序盤から大場選手の勢いは凄まじかった。 大場選手の勢いを逆手に取っていた石川選手も徐々に大場選手のペースに乗せられ, 激しい攻防を真正面からする事に...勢いというものはなんともいえないパワーがある。
それでも石川選手には勝って欲しかった。 だから力の限り声援を送った...最近のB系のリングではバチバチの神として君臨するようになり, ゾンビのようなしつこさはあったが,本当に追い込まれる試合は少なかった気がする。 いつもどっかで石川選手なら切り返し勝つ気がしてた。
けどこの日は違った...石川選手が久々に追い込まれていった。 だから「石川!!」と叫んだ...かつての強敵達と戦った時と同じように叫び続けた。 やはりヤンジェネは藤原組から始まったとはいえバトラーツのタイトルだから 是非ともバトラーツ最後の生き残り石川選手に勝ちあがって欲しかった...だから予感してたわけではないが,久々に縁起の良い(俺的に)赤い情念Tシャツ を引っ張り出した。
もう終わりと思われた逆エビ固めだって石川選手は藤原シザースのような動きで脱出してくれた...。 最後の最後まで石川選手の神技を期待したが,それすら時の勢いの前には封じられた。
最後は全ての想いを断ち切るかのような大場選手のジャーマンの前に石川選手は立ち上がれなかった。 元AO/DCだけにまさにアレク級の殺人スープレックスだった。 マジで悔しかった...。
そして「石川さん」って応援してた?客が「石川情けねえ...」って言いやがった。 俺の耳にはハッキリ入ってきた。 どこが情けねえ?一生懸命戦い命を掛けて戦い散った石川選手のどこが情けない? ここのリングに情けない選手なんていねえ!!それを...本気でぶん殴りに行きたかったが, 流石に大人なので我慢しました。 そんな事を言われて余計悔しかった...。
けどね...こっからですよバトラーツは!! 来年あるかわからないけど,絶対バトラーツにヤンジェネのタイトルを取り戻さなきゃ!! 決して常勝軍団ではないが,昔から諦めの悪い上昇軍団なんだから取り戻せるはず。
ボスがやられた格闘探偵団員達の想いや覚悟もこの一戦でさらに深いものになったはず。 だからバトラーツの逆襲に期待します。
それにしても今の大場選手には誰も勝てないのか? ゾンビ以上にタフで,さらに小野選手がセコンドに付くと穴が無くなる。 このままだとまじで「優勝しちゃう!!」勢いだな。 恐るべしバチバチゴリラ!!


バチバチ準決勝


睨み合い




絡み付く大場選手


腕ひしぎ逆十字固め...


それを...


テキサス・クローバー・ホールドで切り返す!










スタンディング式アキレス腱固め


腕ひしぎ逆十字固め


スリーパー・ホールド


逆エビ固め...


切り返し脚関節...


一度目のジャーマンでダウン


フィニッシュは,二度目のジャーマン


健闘を称え合う

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