フーテン・プロモーション/2008.09.28/神奈川・ラゾーナ川崎・プラザソル⑤

◎第5試合 30分1本勝負
 ●池田大輔(12分48秒 レフェリーストップ)小野武志○
 *タコ絡み
★前回大会でヤンジェネを制覇した池田選手の前に現れたのは,キックボクシングに出るのでヤンジェネに参加しなかった小野選手だった。 そんな小野選手は木村選手を破り池田選手に真の最強を決めるべく宣戦布告...多少理不尽な要求だが,ファンからしてみれば,なんとも興味 深く楽しみな対戦となった。
試合は今までの試合とは一つ上のレベルとでも言えるべき究極的なバチバチの連続。 観客の視線を釘付けにする凄まじい闘いは言葉では上手く伝えられない。
池田選手は体格差を生かした重い蹴りや大ちゃんボンバーで攻め立てた。 さらに,いわゆる純プロレス技も効果的に沢山出した...プロレスやりたいからね。 とにかく純粋に激しく戦った池田選手。
それに対し小野選手は,熱いなからも冷静に戦った。 抜群のキレのサブミッションに,打撃も冴え渡った。
両者とも,倒れたり,倒したりしてからの次の動作が速かった。 意外と変な間のあく選手が多いけど,勝つ為ならこの集中力は見習うべきとこか?
そして,B系では安易なエスケープより,切り返し極め返そうとする選手や試合が多いが,この試合 に関してはエスケープせずに切り返せないレベルだった。 全てのサブミッションが一撃必殺...だから逃げなきゃ危ない。 この試合におけるエスケープはまさに死に者狂いだった。
立っても寝てもスリリング。いつ決まってもおかしくない試合はまさにバチバチの醍醐味!!
終盤は小野選手が猛ラッシュ!! 強烈なアッパーや蹴りが池田選手を襲う。
どうやら池田選手は試合途中でアッパーを喰らい記憶を失ってしまってたらしい...そんな状況でこの内容ってのも凄い!!
最後は小野選手が腕をへし折らんとばかりのタコ絡みで勝利した...終盤の猛攻を観る限り印象としては「小野圧勝」って感じだった。
試合後は小野選手がマイク握る。
「なんも言えねえ!!...歴史越えましたか? ...世の中バチバチを真似してる人達が沢山いるみたいですが,オリジナルはココだけです ...自称一番を倒したから一番強いのは俺...バチバチ...プロレス界をひぱってく...みんな俺について来い!!」
と...バチバチ最強宣言と, 各方面への宣戦布告を行った。
本当に「なんも言えねえ!!」スゲエ試合でした...ありがとう!!


池田選手


小野選手














スリーパー・ホールド








オヌゥ固め


タコ絡み








腕ひしぎ逆十字固め




フィニッシュは,タコ絡み


レフェリーストップ決着






バチバチ最強宣言


記憶が無い池田選手


試合終了

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