フーテン・プロモーション/2009.01.25/神奈川・ラゾーナ川崎・プラザソル③

◎第3試合 バチバチ・ロイヤルランブル(8人参加) 時間無制限
 ○原 学[BML]〔7〕(25分44秒 恭極)大場貴弘〔3〕●
※原学がバチバチ・ロイヤルランブル優勝!!
【退場順】
① ○小野武志〔1〕(5分11秒 オーバー・ザ・トップロープ)TAKAみちのく[KAIENTAI DOJO]〔2〕●
② ○大場貴弘〔3〕(6分58秒 オーバー・ザ・トップロープ)小野武志〔1〕●
③ ○大場貴弘〔3〕(6分59秒 オーバー・ザ・トップロープ)佐々木恭介〔4〕●
④ ○石川修司[ユニオンプロレス]〔8〕(19分25秒 オーバー・ザ・トップロープ)長井満也[ドラディション]〔6〕●
⑤ ○大場〔3〕&○原〔7〕&○石川〔8〕(21分11秒 トリプル・サブミッション)池田大輔〔5〕●
 ○原 学[BML]〔7〕(24分01秒 オーバー・ザ・トップロープ)石川修司[ユニオンプロレス]〔8〕●
※〔数字〕は入場順(3分ごとに選手が入場)

★メインはバチランことバチバチ・ロイヤルランブル。 昨年より参加人数が減ってしまったのはひじょうに残念なとこだが, Xがいたりベテランが元気だったりするので試合に対する心配は全く無かった。
まずは「人間発電所」が流れ小野選手が登場!二番目は...刀のぶつかる音...「YAMATO part4」...!! わおッ!!いきなりXのTAKAみちのく選手の登場!! KAIENTAI DOJOから二人も参戦してたからなあ(笑)。
超大物ではないが(失礼),バチバチ経験値も豊富なTAKA選手の参戦は大歓迎である。 場内は若干期待外れ的な雰囲気もあったが, TAKA選手の若手時代の武者修行やB系リングでの闘いを観てれば期待できる選手なのだが...そんな古の事なんか関係ねえか。
小野選手とTAKA選手がスリリングな攻防を魅せる。 観客の思うところを見事裏切り高度なグランド戦すら展開するTAKA選手...シングルで参戦して欲しいとこである。
いきなり予想外の展開から始まったバチラン,試合はハチャメチャで予想外の連続でスゲエ面白かったです。
最初に失格になったのはTAKA選手。 退場時のアナウンスが「TAKAアウト」...文字にしてもへんな感じだが,言い方がこれまた変で思わず笑ってしまった(ダウンタウンの絶対に笑ってはいけないシリーズ風)。 この後も「○○アウト」には何度か笑わされてしまった...やるなヤブアナ!!
TAKA選手は最初に失格となった為,色々観たい対戦や動きが堪能できなかったが, 流れの中で自分の型に持ち込みズバッと極めたジャスト・フェースロックや,フェイク(個人的に呼んでいる)無しのスーパーKなんかレアだった。
フェイクと呼んでいるのは,技を解りやすく魅せる為の「パチン」と音を付けたりする技術ね。 フェイク多様のTAKA選手がフェイクを使わず,花より実を取ってくれたのは嬉しかったな。
続いて失格したのは,ほぼ同時のオーバー・ザ・トップロープで優勝候補のバチバチ最強の小野選手と, インフルエンザで欠場となった木村選手の枠に立候補して参加した佐々木選手。
小野選手は相変わらずの高度かつスピーディーな動きは凄かった。 佐々木選手は第1試合での消化不足を満たそうと参加するも,大場選手の暴走パワーの前に無念の失格... 佐々木選手と大場選手の相性は最悪だな(笑)。
ここで一人残った大場選手は,次の選手が入場するまでスクワットをしたりし時間を埋めた。 前代未聞の出来事だけど,何が起こるかわからないのがプロレスだからね!!
4番目に退場したのは長井選手。 途中で勝手にタッグマッチにしようとしたり,池田選手以上のジャイアンっぷりを魅せた。 試合でも重い蹴りや,激しい感情が最高!! 今年も元気に大暴れして欲しいっすね。
5番目に退場したのは池田選手。 序盤は元気に暴れまわっていたが, 終盤にはオヤジ狩りとでも呼びたくなるような穴世代3選手からの集中攻撃にボロ雑巾状態に。 最後も3人がかりの関節地獄で退場。 今年は世代抗争で楽しまされる池田選手が観れそうですね。
6番目に退場は石川選手。 当日二試合目を考慮されてか?最後の登場ってのもあり最後の三名まで残るも,ジャイアントな勢いが災いし失格に。
去年後半より全然ジャイアントな魅力が爆発だった石川選手。 短期集中が良かったのか?一日二試合が良かったのか...エンジンのかかりが襲い? ハードヒットの試合はさほど影響が無いのか?久々にジャイアントでしたね。
最後の二人は大場選手と原選手。 バトラーツ時代の一番近い先輩後輩であり,穴世代のライバルである両者は,激しいバチバチを魅せる。 大場選手の豪快な魅力にも負けない原選手の強さと輝きは凄かった。
その勢いのまま原選手はハイキックから絶妙なタイミングで恭極を極め,前年度優勝の大場選手をくだしバチランを制した。


“最強”小野選手


XはTAKA選手


スリリングな攻防


ヘッドロック


アキレス腱固め


大場選手登場!!






ジャスト・フェースロック


スーパーK


この直後,小野選手のハイキックで「TAKAアウト!」


タコ絡み


佐々木選手登場!!


大場選手のゴリラパワーに「小野アウト!」「佐々木アウト!」


相手がいなくなってしまう前代未聞の展開


どうしましょう?


とりあえずスクワット...


四方にスクワット


スクワット後には「足が...」と


水霧を噴射し池田選手登場!!


掟破りの“かまえ”


逆片エビ固め




長井選手登場!!






ストレッチプラム


複合式レッグロック


複合式膝固め


原選手登場!!


長井選手が勝手にタッグマッチへと...






石川選手登場


ゴリラ&巨人の,夢のダブルインパクトは未遂に


肩車で場外へ「長井アウト!」


投げっ放しジャーマン


ジ・オヤジ狩り


トリプル・サブミッションで「池田アウト!」






ジャイアント・カット


「石川アウト!」




顔面蹴り上げ


恭極で「大場アウト!」


原選手優勝!!

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