フーテン・プロモーション/2009.04.26/神奈川・ラゾーナ川崎・プラザソル⑥

◎その他&観戦後記
★試合後は健闘を称え合う両軍。 そして池田選手がマイクを握る。
※週プロモバイルより引用+α
「いいっすか?あのですね,春はお別れの季節です。
先月,一人フーテンから旅立って行きましたが ...頑張って下さい。そして,面白い男になって帰って来てください...待ってます。」
と,退団した佐々木恭介選手へのエールを送る。こういう事ってなかなか言えないもんですよ。 最近会社を辞め転職した俺には,池田選手の大きさと佐々木選手への愛情を感じました。
続けて。
「四周年...バチバチやってるとは,俺自身が思っていなかったのでビックリで。四年は ...短いようで長いですけど,本当何が起こるかわからなく...」
と言うと涙を流し言葉に詰まる池田選手。 四周年が感慨深く,旗揚げ当初のような涙のカリスマ復活か?と思われましたが...。
「...すいません。本当に明日は...何が起こるかわからないんですけど...すみません。 え~こんなところで言う事じゃないんですけど,バチバチは俺がやっている事であって,俺の ...自分の人生の中の一つなんで,こんな事言っちゃ,あれですけど...あまりにショックだったので。
...夕べ,俺の母ちゃんが死んだっていう連絡がありまして。ずっと朝から,ここにいる様な感じじゃなくて...。
本当に,今...明日の事は何が起こるかわからないので,今を大切に生きて欲しい。これから五周年に向けて突っ走って行きます。
皆さん,どうかこれからもバチバチ,フーテンメンバーをよろしくお願いします!」
と。
池田選手の御母様がお亡くなりになられた事を告げられ,想いを聞いた客席は静まり返る。 あの瞬間,会場にいた誰もが池田選手と共に心を痛めたはず。 そういった一体感が俺は,あの瞬間あったように感じた。
四周年の締めくくりには,あまりにも切な過ぎる...そんな雰囲気を無理した明るさで変えたのは大場選手。 マイクを握ると,切ない位明るく
「おなじみとなりました大会後の1,2,3,やっちゃう!をご唱和していただきたいと....」
と言い,お客さんと共に,脇をしっかり締めて「1,2,3,やちゃう!」でバチバチ四周年は幕を...降ろしませんでした。
続けてスルガ選手がマイクを握り,フーテン所属選手写真入りチロルチョコを配ると。 そして,所属選手から会場に投げられるチョコ...会場はまた笑顔に包まれていく。
最後はスルガ選手の「家に帰って,床につくまでがバチバチです!!」で締めくくりました。 最後の最後でバチバチらしい明るい雰囲気に持っていったスルガ選手と大場選手にバチバチの明るい未来を見た気がしました。
試合の満足感で皆が笑顔で帰路につく。 勿論俺も...会場から廊下に出た所で,控え室の方から小野選手が顔を出す。 すると,小野選手が目の合った俺に「あの,大場とか呼んで来てもらっていいですか?」と...思わず「はい」と言う俺。 何故か小野選手のパシリとして,見送り中の大場選手を呼びに行きました(笑)。
まさに“家に帰って,床につくまでがバチバチ”...最後まで気が抜けませんね。 良い思い出になりました...パシリなのに(笑)。
前回大会に続き,今大会も前半戦は個人的にイマイチな展開でしたが,徐々にバチバチ指数が上昇しメインで爆発。 結局,大満足させていただきました。 やはり,バチバチは面白かったです。そして,四周年おめでとうございます!!
“家に帰って,床につくまでがバチバチ”...楽しい気分で帰路に付く中,改めて池田選手の御母様が亡くなれた事と, 池田選手の“ここにいるような感じじゃなく”という言葉が頭の中を駆け巡りました。 胸がしめつけられる想いがしました。
本当に何が起こるかわからないから,今を大切に生きなきゃと思いました。
命を削りリングで戦うバチバチ戦士達。 彼らも今を大切にする為,バチバチ戦い続ける。
だから俺も今を大切にする為,またバチバチを観に足を運びます。
嗚呼バチバチが愛おしい。

池田選手の御母様のご冥福をお祈りいたします。
そして,池田選手をこの世に生んでくれた事に感謝します。
あなたのおかげで,今日も素晴らしいプロレスと出会えました。
ありがとうございました。


チーム多古の記念撮影


健闘を称え合う


池田選手がマイクを握る










大場選手が「1,2,3,やっちゃう!」


スルガ選がマイク


「師匠~♪」


家に帰って,床につくまでがバチバチです!


チケット...森山選手ありがとうございました。


パンフレットは,嬉しいコンパクトサイズ(700円)


次回バチバチ27のビラ...カッコイイ♪

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