フーテン・プロモーション/2009.10.11/神奈川・ラゾーナ川崎・プラザソル⑥

◎その他&観戦後記
★試合後は正真正銘の勝利者賞を受け取る本田選手。 そしてデビュー16周年の記念品も贈られました...全部酒類でした(笑)。
他団体のリングで16周年(中途半端ですが♪)を祝われた本田選手がマイクを握り「お互いの16年間と15年間で培ってきたものが 10分間に凝縮され激突した試合」というようなニュアンスの事を言いました。 まさに言葉通りの壮絶な闘いでした。
本田選手16周年おめでとうございます...そして,バチバチに参戦してくれてありがとうございました!!
続いて小野選手の15周年記念セレモニーに行われました。 記念品やお祝いの品が選手達からも贈られました。 試合に負けて悔しいのと,記念セレモニーで照れくさそうなのと,色々な感情が入り混じり複雑な表情の小野選手がマイクを握る。 そして,「悔しい」とまず言い放つと「少しセンチメンタルになってます」と。 センチメンタルな小野選手は涙を浮かべ?色々な人達に感謝の言葉を返しました。
そんな中「これからも無駄にデカイ奴らを相手にしていきまたいと思います」と愛おしき強がりを見せました。 小野選手15周年おめでとうございます...そして,素晴らしい試合をありがとうございました!! 俺は心の底から,最後の最後まで小野選手の勝利を信じて疑いませんでした...本当にありがとうございました!!
俺,プロレスファンで良かった。
最後の最後は大場選手の丸聞こえ(マイクで拾われてる)のひそひそレクチャーによる“やっちゃう”を小野選手が行いバチバチ30は幕を降ろしました。 いや降ろして無いですね...今回は無かったけど“家に帰って床につき目を瞑るまでがバチバチ”ですから。
全てが終わりスタンディングとなった客席から大きな大きな拍手が沸き起こったのも感動的でした。 そして,毎度のごとく野口レフェリーが去る時の拍手...こんな時,バチバチの空間は素的だなって思いますね。
本当に本当に伝説に残るような素晴らしい...いやスゲエ大会でした。 内容が盛り沢山すぎでしたね。 そして,色々と考える事も,プロレスファンとして誇らしい事も沢山詰まってました。
技術で圧倒しても勝てないプロレスの深さ。 バチバチは,プロレスはやはり神秘的です。
バチバチのリングでは名前やキャリアでは勝てません。 技術,勝ちへの拘り,気持ち,コンディション...色々なものと“覚悟”が必要です。
その“覚悟”と壮絶な闘いを心底感じる今大会...池田選手の瞼流血,関根選手のひきずる足,橋選手の紫に晴れ上がった太腿, 土方選手の肩,真霜選手の腫れあがった瞼,本田選手の歩くのもままならない破壊された膝。 けれども怪我人が多かったから凄い訳じゃなないです。 相手に怪我を負わす為でも,壊す為でも,殺す為でも無く,選手達はバチバチのリングで闘います...勝つために,相手より強くありたいが故に闘い, その結果怪我をする。 それはまた相手を活かすためでもないと俺は思います。 勝つため戦った先に相手が活かされる...色々な積み重ねが面白い試合を生み出す複雑な闘いであり,実はもっともシンプルな闘い。
メジャーの選手だろうが負けるし圧倒される,相当の覚悟が要るリング...だからこそ,また足を運びたくなる。 だからこそ自然に盛り上がる...そこにお約束や,アイアイ騒ぐ事なんて必要無い。
試合が俺達プロレスファンの中にある熱い魂に火を付けるから。 今回も火を付けられました。 だから12月も行こうと思います...バチバチを味わいに!!


本田選手がマイクを握る


レスラー人生のぶつけ合いの10分だったと


16周年記念品


小野選手の15周年記念セレモニー


写真パネル


向日葵


赤飯


肩叩き券


センチメンタル状態な小野選手がマイクを握る


選手達に感謝を


大場選手の丸聞こえひそひそ“やっちゃう”レクチャー


やっちゃう!!


チケット...森山選手ありがとうございました。


後藤製菓の美味しい雷おこし...盟友とき兄さんありがとうございました。

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