フーテン・プロモーション/2010.01.31/神奈川・ラゾーナ川崎・プラザソル②

◎第2試合 30分1本勝負
 ○池田大輔(19分10秒 イケダロック)橋 誠[Free]●
★なんつったってこの試合!!
今大会で最高にバチバチな愛おしい試合となった。
序盤は“スポーツマンらしからぬ反則(スポーツマンじゃなくプロレスラーだけどね)”連発で少々オフザケな内容に。 そのせいか会場も少しダレた雰囲気に...笑いは巻き起こっていたが。
しかし,スイッチが入ったように中盤から激しいバチバチ...いや“これぞバチバチ”と言う様な内容に。
正直,橋選手の技量を考えるとバチバチ指数の低い試合になると思っていたが,やはりプロレスとはファンの想像なんかの遥か先を行く。
それを引き出しドーンと受け止めた池田選手の器のデカサを感じた。 そして,バチバチを通じフリーになった橋選手に激励しているような。
橋選手にとって,とても厳しい獣道となるのだろうが,池田選手のファイトからは ,それらに打ち勝つ事,厳しい事が待ち受けている事,それを乗り越える事が出来る事...色々な想いが詰まっているように思った。
その熱く激情的な拳から感じる愛...たまらんです。
対する橋選手も技術を補って余りある気迫。
バチバチで技術の無い選手が頭突きに頼る事は今までも多々あったが,橋選手も頭突きを多様した。 しかし,その一発一発に橋選手の意気込みや覚悟を感じた。
そして頭突きの衝撃は池田選手へと伝わり,リング上には激情的な熱すぎる男と男の,互いの生き様をぶつけ合う様な バチバチの風景があった。
最後は池田選手がイケダロックを絞め続け,粘る橋選手からタップを奪った。
池田選手が入場時に超久しぶりにベルセルク戦記の大剣を持参して来たりと箱舟を多少意識させられた部分はあるけど, それに対するアンチテーゼやモヤモヤでは無く“これぞ”ってバチバチを魅せてくれた両者は素晴らしかった。
そして,正直超感動した。
バチバチ...やっぱ愛おしいなあ。


ベルセルク戦記の大剣で登場


池田選手


橋選手




試合開始


スポーツマンらしからぬ反則でイエローカード


口封じ...


非人道的な反則でイエローカード




コーナーに詰めてのキックの嵐


頭突きで橋選手覚醒


強烈な頭突きでダウン


鉄拳


頭突き


殴り合い




大ちゃんボンバーはかわされる


変形コブラツイスト


パンチ合戦


顔面へのキックは恐ろしい


ボコボコキック


「死になさい!!」垂直落下式ブレンバスター


フィニッシュは,イケダロック


健闘を称え合う

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