フーテン・プロモーション/2010.01.31/神奈川・ラゾーナ川崎・プラザソル④

◎第4試合 30分1本勝負
 ●スルガマナブ(20分35秒 レフェリーストップ)真霜拳號[KAIENTAI DOJO]○
 *スリーパー・ホールド
★休憩明けに前回の一騎討ちの模様を使用した煽りの映像が流される。 蘇るあの時の興奮。
前回の一騎討ちは引き分けながら素晴らしい試合だった。 詳しくは他サイト様や,俺の観戦記から探して御覧あれ。
勝ちたい末の引き分けに酔いしれた。
最強と冠を付けながら,残り時間10秒で見栄をきってから技を仕掛け時間切れになるどっかの団体の誰かさんとは大違いだ。 何が最強か難しいが,スルガ選手と真霜選手は“最強”を目指し身を削り戦っている選手達だろう。
両選手がリングに揃うと会場全体に期待感が広まる。 前回目撃した人も,そうで無い人も両者の放つ雰囲気にそうならざる得ないようだ。
試合が始まるやリングに緊張感が走る。 両者が組み合う度に高度な攻防が繰り広げられる。
と言っても,今風の高度な技の攻防ではなく,緻密なグランド戦であり,激しい打撃戦であり, 何より凄かったのは間の殺し合い。 両者が互いの距離を詰め,殺す様は凄まじく見応えが合った。
終盤はいつ決まってもおかしくないようなスルガ選手の打撃が真霜選手を襲う。 顎先をとらえた蹴りや,頭の中心に衝撃を残してくるような重い蹴り...並の選手ならKO必至だっただろう。 それだけスルガ選手の技術も戦術も素晴らしかった。
けど並じゃなかったのが真霜選手。 そこにあるプライドや気合...技術を上回る精神力。 本当に折れないというか,凄まじい精神力だった。
勿論グランドの技術も,打撃も素晴らしいという前提があっての事だから,なおさら凄い。 蹴りのスピードも細身のスルガ選手を凌駕するほどだった。
最後は一身一体の攻防の末に,真霜選手がスルガ選手を絞め落とし勝利した。
試合後も勝ち誇る真霜選手の輝きは半端なかった。 何よりも「強い!!」と唸らされた。 その佇まいと強さ,何よりも折れない心。
バチバチのリングで止まらなくなった真霜選手の勢い...頂上にのぼりつめるのか?


再戦


試合開始


間合いを詰め殺す


下からのアームバー


スルガ選手の打撃で真霜選手ダウン




C・W・アームロック


胴絞めスリーパー・ホールド


重い掌底ラッシュ


恭極


裏膝十字固め


腕ひしぎ逆十字固め


ジャーマンスープレックスをバック宙でクリアー


蹴り愛


殴り愛


垂直落下式ブレンバスター




強烈!スルガドライバー炸裂!!


両者ダウン


首筋へのイナズマレッグラリアート


スルガ選手渾身のラリアットが炸裂!!


串刺し跳び膝蹴り


フィニッシュは,スリーパー・ホールド


スルガ選手がTKO負け


勝ち誇る真霜選手


天狼をなぎ倒した覇王


モンスタープラント仕様では無かったが,怪物的に強かった

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