フーテン・プロモーション/2010.01.31/神奈川・ラゾーナ川崎・プラザソル⑤
◎第5試合 バチバチ初!1対2ハンディキャップマッチ 30分1本勝負
大場貴弘vsバラモンシュウ[Free]&バラモンケイ[Free]
●大場貴弘(19分48秒 レフェリーストップ)バラモンケイ○
*顔面へのローキック
★メインは前回大会でのやり取りの中,パンチ田原アナの好アシスト?で決定したバチバチ初のハンディキャップマッチ。
バチバチルールでのハンディキャップマッチ...普通に考えれば大場選手が勝つのはひじょうに困難である。
通常のプロレス・ルールなら,3秒間分断し,マットに3秒肩を付ければどんなにボロボロでも勝つ可能性はある。
しかし,3カウントフォールの無いバチバチルールでは,瞬時に絞め落とすか,耐える暇も与えない関節技で
一気にタップアウトさせるか,二人まとめてKOするか...色々考えられるが,どれも難しいだろう。
何よりバチバチの戦いはシングルマッチでもタッグマッチでも厳しい世界なのに1人で2人を倒すなんて不可能だろう。
それでも大場選手だから何かを期待しちゃう。
だって本人が「やっちゃう」って言ってるんだから。
試合ではバラモン兄弟のダーティーかつプロ意識の高い世界観と,大場選手の
ナチュラル・ゴリラパワーがぶつかり合い,底抜けに楽しくワクワクさせられた。
バラモン兄弟のセコンドには,試合途中から三男タモン選手が付き,場外戦で少し加勢。
リング内でも狭い場外でも存分に暴れ回り,更にバチバチにアダプトされたリミットを外した蹴り技の数々。
やはりどこのリングでも素晴らしい双子である。
対する大場選手もハンディキャップを苦にしながらも大暴れ。
圧巻は2人まとめての逆エビ固めだった...思わず「勝つんじゃ」と思ってしまった。
しかし,大場選手の健闘虚しく最後はバラモン兄弟の蹴り技ラッシュの末,顔面への振り抜いたローキックで大場選手がリングに沈んだ。
その様は,まるでキングコングがビルから墜落し命を落とした場面のごとく。
大場選手が勝てる訳は無かったが,楽しませてくれたナチュラル・ゴリラパワーは最高だった。
大場ワールドvsバラモン兄弟の超絶世界にKOされたメインだった。

バラモン兄弟

バチバチでも水を撒き散らす

リングアナにも水を噴射し嘲笑う...あまりにも気の毒

試合開始だが...

どっちがどっちか区別がつかない大場選手

悩みに悩んだ大場選手が...

“かまえ”から股間を掴み判別に成功...ただしイエローカード

フロント・ネックロック

三男タモン選手登場

タモン選手は大きな体を縮め大人しくセコンド

グランド・コブラツイスト

逆エビ固め

二人がかりで合体逆エビ固め

怒りの大場選手がゴリラパンチ

スイング・カナディアン・バックブリーカー

バチバチには珍しい場外戦に...

狭い場外で大暴れ

セコンドの森山選手がタモン選手から聖水を...


「どうしたコイツ!!」


ゴリラ・セントーン

<逆エビ固め/b>


ミサイルキック

胴絞めスリーパー+ダイビング・ボディプレス

足四の字固め

まとめてブレンバスター

シュウ選手をデスバレーボムでケイ選手に叩きつける

圧巻の二人まとめて逆エビ固め

グイグイ来ております!!

「勝つんじゃ?」と思ったが...

大場選手の「飛ぶ」宣言は阻止される

変形裏摩周

側頭部へのローキック

ボコボコにされる大場選手

フィニッシュは,顔面へのローキック

バラモン兄弟の勝利
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