フーテン・プロモーション/2010.03.28/神奈川・ラゾーナ川崎・プラザソル③

◎第3試合 30分1本勝負
 ●大場貴弘(21分40秒 逆片エビ固め)スルガマナブ○
★第3試合はフーテン同門対決であり,同期対決。
昨年の一騎討ちの時は,スルガ選手はまだビッグマウスラウド所属で原学選手だった。 勢いに乗って来たスルガ(原)選手が,大場選手を倒し更に勢いを増していった。
去年とは全く状況が違う中だけに,余計に楽しみな試合となった。
そして,後半戦にこぞって登場するバチバチのおっさん達との間接的な世代闘争でもあった。
大場選手は,いつも通り予測不能な動きを見せる。 だがスルガ選手は,あまり付き合わず距離を取り鋭い打撃を的確に打ち込んで行く。
試合が進むと技術云々では無い“人対人”,“男対男”の意地の張り合いに。
とにかく両選手の意地が見事なほどにぶつかり合い,最高の我慢比べ...いや,最高の凌ぎ合いに昇華していった。
大場選手のデスバレーボムと,それを阻止しようとしたスルガ選手のスタンディングでの恭極の仕掛け合いは 手に力が入る攻防だった。
最後の最後まで両選手は死力を尽くして戦った。 最後はスルガ選手が逆片エビ固めで意地の勝利をもぎ取った。
試合後健闘を称え合う両者に,この日一番の拍手が注がれた。
物凄い試合を観た感動と,彼らがお互いに,そして上の世代に魅せた意地に胸が熱くなった。 穴世代の選手が,これほど凄まじいバチバチを魅せた事...この凄さは何処まで伝わるのか解らないが, 本当に凄い事なんだと,声を大にして言いたいね。
スルガ選手,大場選手,ありがとう!!

第3試合終了後は恒例の休憩インフォメーション&じゃんけん大会。 今回は森山選手と関根選手が司会進行を担当。
関根選手のイイ感じの訛りと仄々感と,森山選手のスムーズな進行でほど良く盛り上がった。
けど,俺は今回も負けたよジャンケンに(苦笑)。 いや,俺の辞書に負けは無えっ!!
その後は長~い休憩が取られた。 オープニングもそうだったが,休憩も今回は長く感じた...歳か?


第3試合






かまえ封じ


スタンディング・スイング・ストレッチ・マフラー・ホールド


裏膝十字固め


スイング・カナディアン・バックブリーカー


アキレス腱固め


C・W・アームロック


スライディング式レッグ・ラリアート


レッグ・ラリアート


腕ひしぎ逆十字固め


ジャーマン・スープレックス


逆エビ固め


ジャーマン・スープレックス・ホイップ




座位でのシバキ愛


ゴリラ・ラリアット


完璧逆エビ固め


デスバレーボムを狙うが...


スタンディングでの恭極で迎撃


ぶらさがり式フロント・ネックロック


スルガ・ドライバー


ハイキック


逆エビ固め


フィニッシュは,逆片エビ固め


スルガ選手が勝利


健闘を称え合う

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