フーテン・プロモーション/2010.04.24/神奈川・ラゾーナ川崎・プラザソル⑤

◎第5試合 30分1本勝負
 小野武志&スルガマナブ&ホワイト森山vsバラモンシュウ[FREE]&バラモンケイ[FREE]&バラモンダイ
 ●ホワイト森山(15分36秒 レフェリーストップ)バラモンダイ○

 *右ストレート
★メインはフーテン軍とバラモン軍が激突するバチバチらしい底抜けに明るく滅茶苦茶な6人タッグ。
そんな中でギラリと輝く高度な攻防...緩急がたまらんっす。
たまらんかったけど...。
この試合は骨折とドクターストップをおして池田選手が出場してきた。 池田選手の男気を考えると,この試合が池田選手の最後の試合かもしれないと覚悟して観戦に臨んだ。
だが...迷彩バラモン装束を取った池田選手は落ち武者のカツラを被ってた...爆笑だよ!! やりたかっただけ感が伝わるその井出達に,すっかり俺の覚悟もすっ飛んでった。
その名もバラモンダイ...ダイ=DIEで死をつかさどる新たなバラモンか。
試合中攻められると,やはり冷や冷やしたが...冷や冷やしながらも悲壮感を感じずに観れたのはバラモン効果なのかもね。
そんなダイ選手を好サポートしたバラモン兄弟。 やはり彼らの技量はたいしたもんだ。
そしてシュウ選手の肉体はとんでもないほどパンプアップしていた。
対するフーテン軍も御大将がバラモンに寝返った?とは言え,五周年で負ける訳にはいかない。
小野選手の誰もを圧倒する技術と強さ...6人タッグでも特出して凄いと思わせる小野選手は, 勝率こそ下がったが,やはりバチバチ最強でありバチバチの信頼である。
スルガ選手の肉体美と躍動感は,お客さんを魅了して離さない。
そんな中,久々のメイン出場となった森山選手は集中砲火を浴びる。 やはり肉体的にも経験値的にも一枚落ちる森山選手。
だが,攻め込まれても折れない心。 更に自らを鼓舞するように声を上げ立ち向かう...それに対し注がれる声援。
弱いからじゃなく,観客が森山選手の存在を認め,それに期待しての声援。 声援に何も返さないのならそれまで...だが,森山選手は声援に応えダイ選手を仕留めに行く。
なんとなく誰もが避けてきたダイ選手の折れた腕に伸びのある蹴りを叩き込み,関節技で絞り上げる。 明日のバチバチの為にも,そのまま森山選手に勝ってもらい,ダイ選手をゆっくり休養させて欲しい...。
しかし,ダイ選手にも譲れないものとバチバチに掛ける想いがある。 滅茶苦茶な試合の中に潜む想い...その想いが渦巻くリングの終焉はなんとも壮絶だった。
最後はダイ選手の折れていない右腕が放った渾身の一撃が森山選手を襲う...圧巻のTKO勝利をダイ選手がもぎ取った。
糸が切れた様に試合が終わるとダイ選手は左腕を押さえ蹲りもがき苦しんだ。
そこまでしなければならない闘い...いや,そこまでする理由が彼らにはある。 その想いを少しでも感じ,バチバチを愛す為に,また来月もこの場所へ足を運ぼうと思った。


フーテン軍


バラモン軍


バラモンダイ選手


水噴きまくり


ズラDEATH






バラモン新三兄弟








ダイビング・フットスタンプ














バラモンの裁きが始まる...


聖水が注がれる


バラモンオオバ(オオバラモン)も聖水を注ぐが...


腕ひしぎ逆十字固め




チョーク・スリーパー


パンチを打ち込む


倒れないダイ選手






顔面ボコボコ


タコ絡み






テキサス・クローバー・ホールド


折れてる腕へのアームロック




最後は壮絶なTKO


うずくまるダイ選手

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