フーテン・プロモーション/2010.11.14/神奈川・ラゾーナ川崎・プラザソル③

◎第3試合 30分1本勝負
 ○池田大輔(10分24秒 腕ひしぎ十字固め)スルガマナブ●
★第3試合は前回大会「俺達バチバチファイターでしょ?」「バチバチファイターなら闘えば解りますよ」と,池田選手 の駄目出しに対し噛付いたスルガ選手の思いが敵ったシングルマッチ。
ただスルガ選手はメインイベントでの試合を主張したが却下され,休憩前の試合順となった。
序盤から飛ばして行くスルガ選手だったが,池田選手は非情にも叩き潰すファイト。 気を抜けば顔面を蹴られ,マットに這いつくばらされる。
何度も何度も立ち上がるが,観ていて勝てる気が全くしなかった。 しないから応援するが,心のどっかでスルガ選手の負けを期待してる自分がいた。
負けて「ざまーみろ」ってのではなく,口だけじゃ何も変わらない,口だけじゃ伝わらないって...。
何を書いてるか自分でもよくわからないが,俺の仕事の後輩でも口だけの人間が多くて, なんだか実生活をこの試合に重ね合わせて観てしまった。 たまには,そんな観方もいいのかなと。
結局,若い奴は口だけ...そんな結末を期待してたのかもしれない。 俺って性格悪いからね(苦笑)。
そして自分から言い出したのにスルガ選手は負けた。 最後は腕ひしぎ逆十字固めに「参った」した...自ら売った喧嘩で参ったと。
良い試合だったし,胸を打ち伝わる物があったスルガ選手だけど,自分から言い出したんだから勝って結果を残さなければ ,結局“口だけ”って事になる。
自分の拳が砕けようと,頭蓋骨をぶん殴ってくる池田選手を越えるには,今以上の覚悟が必要なんだろうな。 言い方は不適切かもしれないけど,選手生命を掛ける位の覚悟が無きゃ,試合で勝てたとしても超えれないんだろうな。 それだけバチバチのおっさん達ってのは凄いんだよね。
だって歳とっても胡坐をかいて楽をせずに,強さにこだわってるんだもん♪ そんな姿に,俺も歳を重ねようが若い奴らに負けないようにしなきゃって思ったね。
試合後マイクを掴んだ池田選手が「バチバチファイターって何かね?」とスルガ選手に問いかけた。 終わってみればメインじゃなく休憩前だった意味が少しだけ解った気がした。
バチバチファイター...その言葉の意味を体現する為,またスルガ選手は戦い続けるだろう。 前進あるのみ!!頑張れスルガ選手!!


池田選手入場


スルガ選手








正面からの顔面蹴り上げ










拳で頭蓋骨を殴る






アキレス腱固め


ローリング・ソバット炸裂




拳で伝えるバチバチ


流血して倒れるスルガ選手








フィニッシュは,腕ひしぎ十字固め




「バチバチファイターって何かね?」


口だけだったスルガ選手...

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