フーテン・プロモーション/2010.11.14/神奈川・ラゾーナ川崎・プラザソル⑤

◎第5試合 30分1本勝負
 ○真霜拳號[K-DOJO](15分38秒 羽折り式変形腕固め)橋 誠[Free]●
★メインは団体外選手同士の一騎討ち。
バチバチで頭突き一本で存在感を魅せて来たメジャー出身の橋選手と, 己のプロレス道をストイックに追求しバチバチでもその強さが認知されたインディーの真霜選手が激突...もう色々な物が複雑に絡み合う。
所属外同士のメインに団体プロレスの有り方や,イベント化してしまうんじゃないか? ってちょっとの心配はあったけど,なんか橋選手はフーテン側に見えちゃってね。
今までのバチバチでの闘いと,前回の試合で完全に好きになってるね。 俺だけじゃなく,沢山の人がそうなんじゃないかな? 橋選手への声援がそれを現してた。
頭突きも圧力も凄かったし,魂込めた戦いが胸を打つ。 一発一発の技に魂を込めて放つ橋選手の技を,真霜選手が受け...強さで飲み込んでいく。
やはり真霜選手は只者ではない。 そして,メインイベンターとしての多さでは,メジャーの橋選手を凌ぐ経験値。
興行の最後を締める使命感を痛いほど解ってる真霜選手のプライド。 KAIENTAI DOJO最強を背負ってるプライド。
橋選手の影に隠れてしまったが,真霜選手の覚悟も相当のものだったんだろう。 なんつうかイ色々な意味で強いんだよなあ。
そんな強い真霜選手と橋選手の壮絶なる一戦は,羽根折り式変形腕固めで真霜選手が勝利した。
結果は真霜選手の勝利だったが,この試合は橋選手の試合だった。 強い真霜選手に何度倒されても立ち上がった橋選手,「橋!!」と何度叫んだか。
試合後の長いマイクも素朴だけど胸を打つ感じで...ぐっとくるね(その他&観戦後記参照)。 もう橋選手が大好きになっちゃたよ!!
そんな橋選手の気迫と,ファンの後押しをものともせず勝利した真霜選手も凄すぎる。 小野様や長井様とはまた違う感じなんだけど...いずれ両者ともシングルで戦って欲しい。
団体外だろうがメインイベントを飾るに相応しい素晴らしい試合だった。


ゴングを前に熱くなる両雄


イエローカードから試合開始








膝十字固め


肩固め


フロント・ネックロック


張り手








脇固め






頭突き








フィニッシュは,羽折り式変形腕固め


壮絶なる一戦


勝ち誇る真霜選手



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