フーテン・プロモーション/2011.02.27/東京・北千住THEATRE1010・ミニシアター②
◎第2試合 30分1本勝負
○宮本和志[超硬派武闘集団和志組](7分00秒 逆エビ固め)SEIYA[TEAM竜司]●
★第2試合は王道の血を色濃く受け継ぐ筋肉モリモリの宮本選手に,チーム竜司のボクサーSEIYA選手が挑む一戦。
宮本選手は,もう肉体が凄すぎる。
元々ボディビルもやってただけに,肉体のコンディションが凄い...体作りにタメになってたブログ復活しねえかなあ。
凄い肉体から放たれるチョップやステップキック等,解りやすい王道スタイルが凄かった。
体の小さなSEIYA選手に容赦なく打ち込まれる重い技の数々,だがSEIYA選手も必死に耐えパンチを中心に活路を探る。
リーチの関係もあり,顔に当てるにはきっとパンチのパワーも減ってしまうであろう身長差。
だからSEIYA選手は伝わり難いが喉元やボディへのパンチを多様していった...ただ喉物へのパンチはきっと反則なんだろうけど。
宮本選手の巨体を沈めるまでには行かなかったが,必死さや反則を犯しても倒そうとする闘志が素晴らしかった。
更に小さな体をクルリと回転させてグランドでマウントから腕ひしぎ十字固めを仕掛けたり,チョップをカウンターで脇固めに
切り返したり成長を魅せた...とは言ってもデビュー三戦目だけど(多分)。
そう考えると,常に高いハードルが用意されてるSEIYA選手は何気にスゲエ選手になるのかもね。
しかし,最後は宮本選手の圧倒的な体格差がモノをいう。
パワーボムを喰らい,逆エビ固めで絞り上げられSEIYA選手が無念の涙をのんだ。
勝ち目は0に等しい対戦ながら,必死で喰らい着いてったSEIYA選手の闘志と,宮本選手の
男らしいカッコ良さがたまらない一戦だった...正直予想外だったけど(笑)。
今までSEIYA選手は山本裕次郎選手,スルガマナブ選手とバチバチ系ファイターとしか試合をしてなかったが,
バリバリの王道スタイルのプロレスをする宮本選手との対決が逆に良かったんだろう。
国体出場経験者の美しいフォームのパンチと,デカイ体からの逆水平チョップ...異種格闘技戦のような
感じもあったしね。
とにかく刺激的で凄く面白い試合だった。
それにしても宮本選手はカッコイイな!!
SEIYA選手
見事な後背筋
袈裟固め
ボディブローのラッシュ
逆水平チョップ
腕ひしぎ十字固め
腕ひしぎをバスターに切り返す
脇固めを狙う
2度目のジャーマンは...
前方回転膝十字固めからのアンクル・ホールドに切り返す
パワーボム
フィニッシュは,逆エビ固め
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