フーテン・プロモーション/2013.01.27/東京・新宿FACE・雑感

※はじめに...俺はプロレスを観客なので観客の視点でとらえて来た事や雑誌で読んだりTVで見た 事程度しか知りません。知らない者から観た薄っぺらい感想文ですので,それでも良い方のみ御覧ください。

◎雑感
★この日は仕事が予定より遅く終ったので,急いで家に帰って,ダ!ダ!ダ!シャワーを浴びてウォオオ。
それから急いで歌舞伎町に出撃。

日曜夕方の激混み新宿駅を避けるべく,東新宿から行ったら人が少なくて良い感じだった。
人がいても南朝鮮の人ばかりだった...アニョサセコ~!!

会場に入り,まずは強制ドリンク券を使い,生ルービーをゲットン。
席にて盟友とき兄さんと合流し乾杯!!
...寒い日の夜に冷たい飲み物は,あんまり美味しく感じない(苦笑)。

そして昨年は久々に釣りに行ったサブー君とも遭遇。
どんな風にバチバチ48は目に映ったのか...。


★10分近く開始が押したが,今回はJWPのせいでは無さそうだ(笑)。
オープニングはイケダタクヤ氏では無く,元巨人の角さんが挨拶したいつもとちょっと違うバチバチ。

個人的にはイケダタクヤ氏の『満開オールスターズ』が聴きたかったなぁ。
バチバチのオープニングは,イケダタクヤ氏の歌が一番しっくり来る。

客席では山田邦子さんが,ハイテンションで試合を観てた。
まさに,山田かつてない。

選手入場式では,佐藤選手が挨拶を行った。

続いて「桑田佳祐」と紹介され,バチバチのモノマネ達人関根選手が登場。
まったく「桑田佳祐」を無視して,曲付きで真霜選手のモノマネを披露(笑)。
暴走!超暴走!超超暴走!気味の関根選手に,真霜選手が強烈なローキックで突っ込んだ。
このローキックのダメージも試合に影響したんだろうな(笑)。



★第1試合はバチバチ前座の名勝負数え歌。
前回に引き続き,若さ溢れるエネルギッシュな闘いを魅せる両雄。

終盤には那須選手の強烈なローキック+真霜選手のローキック(笑)で動きが止まる関根選手。
更にスタミナも消費し,もはや気持ちだけで手足を出す状況。
しかし,最後はコンバインで意地を見せ勝利。

前回に引き続き関根選手が勝利したが,那須選手が逆転させる日は遠くなさそうだ。
それだけ那須選手の闘いっぷりが抜群だった。
へんちくりんなオタク入場曲も,最近では期待にワクワクしながら聴いてるもんな。



★第2試合は両者の人の良さが出た試合ってか,一歩踏み込めない試合ってか。
個人的にはイライラする試合だったなあ。

特にスルガ選手は,最近はこんな試合が続いている。
大場選手も復帰したのだし,もっと弾けて結果や内容で魅せて欲しい。
いつまでも便利屋的ポジションで戦ってる選手では無いだろうし。

やはり澤選手みたいな全てをさらけ出せる相手が必要なのか?
けどスルガ選手には申し訳無いが,澤選手みたいな底抜けな明るさは無いし,飯伏選手みたいな華も無い,ハヤト選手のようなカリスマ性も無い。
このままだと,イイ体の善戦マン止まり...言い過ぎか?

けど,スルガ選手には活躍して欲しいんだよなあ。
個人的にだが,スルガ選手に求めるのは圧倒的な強さ。
バトラーツ~ビッグマウスラウド~フーテンと強き者が集う場所を渡り歩いてる底力。
強さから滲み出る華...一時期感じたあの強く気高い華。
そんな姿に戻る日を楽しみにしてるが,なかなか難しいのかなぁ...。



★第3試合はフーテン&みちプロvsパンクラスという,なんとも燃え上がる一戦。

小野&ハヤト組は,タッグとして魅力ムンムン。
東北ジュニア王者として,アジアタッグ王者の佐藤選手と対峙するハヤト選手も良かったなあ。
ハヤト選手のみちプロ愛を感じると嬉しいなあ。

そんな中,伊藤選手が完全に俺のハートを鷲掴み。

ムンムンなんですよ奥さん!!
何がムンムンって...そりゃあ良く説明できないけど。
生命力ってか,生きてるって感じってか...とにかく魅力ムンムンなんですよ奥さん!!

うん。

バチバチでムンムンだった♪
また伊藤選手のバチバチが観たい!!

最後はタコ絡みでレフェリーストップ取られた伊藤選手。
試合後も「ギブアップしてない!!」と大暴れで最高!!
それをハヤト選手が「そんなに元気あるなら試合で出せ」と他の三選手をおっさん扱い(笑)。
試合内容も試合後も最高にエキサイティングで面白い試合だった。


★休憩時間は引退したホワイト森山さんの司会でインフォメーション&じゃんけんコーナー。
リングに上がる姿を見ると,引退してるなんて思えなくなっちゃうね。
あ...何気にこの日は,未遂に終ったホワイト家族が沢山いるぞ。
ただ真霜選手は黒くなってしまったけど(笑)。



★セミは大場選手待望の復帰戦!!
そしてマッチメークは不思議な血縁を感じるタッグマッチ。

大場選手を中心に考えると...
藤原選手はお爺さん,デビュー団体バトラーツのボス石川選手がお母さん,バトラーツで日本デビューした真霜選手は遠い親戚みたいな。
この日の出場選手を見ると,本当に藤原組の系譜を感じる選手が多い。
Uと言うより藤原組のね。

試合では大場選手が欠場前のように,ゴリラパワー全開で大暴れ。
目を回しながらのセントーン失敗も,かまえ失敗もなんだか全部嬉しかった。

ただ試合で一番元気だったのは最年長の藤原選手。
グランドでの動きの速さは勿論,カットプレーまでも素早かった。

そんな藤原選手を大場選手が逆エビ固めで捕らえ絞り上げ,藤原選手が石川選手にカットを要求するシーンは脳内麻薬大爆発!!
UWFにいた藤原選手に足より力の無い手で逆エビ固めってのも,フジワラシザースで投げ飛ばされないのも...もうたまらんね。
さらっと大それたことをやってる大場選手は,やっぱ面白い!!

しかし,最後は藤原選手の切れ味鋭い脇固めで大場選手は瞬間タップアウト。
師弟タッグ藤原&石川組が貫禄の勝利となった。
試合後はカットプレーが遅い事に御立腹?の藤原選手が石川選手に怒り,それを笑顔で受ける石川選手...なんか観てて心がポカポカする光景だった。



★メインは前回の来日時に,ビクター選手に完全KOされた池田選手がリベンジに挑む。

しかし,両者の体格差は圧倒的。
なのに正面突破を試みる池田選手。
らしいっちゃらしいが,それで倒せるような選手じゃないビクター選手。

巨体を生かした豪快な攻撃や,巨体に似合わぬ繊細なグランドテクニックで圧倒するビクター選手。
圧巻は池田選手の首根っこをネコの首根っこでも掴むように,大きな手で掴んでコントロール。
なんか見てて怖さを感じた。

そんな常識外のビクター選手が最後は常識外の垂直落下で叩き付けるビクターボムで圧勝。
いやぁ,凄まじかったなあ。
デカイは強いね。



★試合後は勝利者賞を受け取ったビクター選手が英語で挨拶。
そしてそのままビクター選手の号令で「ジャガリキタイム!!」
じゃがりこは言い辛いようだ(笑)。

ジャガリキ(コ)タイムの後は,池田選手が挨拶。
久々に涙のカリスマかと思われたが,感謝の言葉と48回で終らせようと思ってた事を告白した上で,続ける事を宣言した。
こんな面白いもの辞めて欲しくないから素直に嬉しいね♪

最後は大場選手が...試合を行った大場選手が「やっちゃう!!」でしめ,新宿初バチバチは終了した。

新宿FACEで初のバチバチは,バラエティに富んだ内容で面白かった。
好みで言えば,川崎だけどね(笑)。

やっちゃう!!


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