インディーサミット/2005.12.9/東京・後楽園ホール①



◎第1試合 新人6人タッグマッチ 時間無制限1本勝負
 井上勝正[大日本]&小幡優作[K-DOJO]&中澤マイケル[DDT]
vs
西山秀紘[IWA]&杉山俊喜[IWA]&小峠篤司[大阪]
 ○井上勝正[大日本](13分08秒 逆エビ固め)西山秀紘[IWA]●

★開会式で人生選手が第1試合を語り「第1試合を開始します!」と言うと。リング上の各団体代表と入れ替わるように若,手6選手がリングになだれ込んできました。入場曲も無い。もちろんキャラクターも無い無色透明なレスラー達。その中で,一人だけキャリアと色がある井上選手が,一番年輩ながら一番元気。これは場数の踏み具合だったのでしょう。超満員の会場で緊張が手に取るようにわかるその他の選手達。
試合は,井上vs西山の顔合わせでスタート。序盤からミスこそあるものの情熱と,一生懸命さが伝わる攻防が続きました。
小峠選手は一番細身で,ショートタイツさえも似合わない体ながら歯を食いしばり攻撃に耐え頑張りました。
杉山選手はキックを主体に攻撃を。そして基本がしっかりした動きで頑張りました。
佐々木選手の変わりに出場した西山選手。年齢より落ち着いて見える風貌と同じく,レスリングもしっかり落ち着いたものでした。パンフに名前が載らなくても,僕の中では残りました。他の二選手を引っ張り頑張ってました。
マイケル選手は新人ながら僕と同じ年齢。なんか頑張って欲しいです。技術はまだまだながらスピアーが素晴らしかったです。DDTの選手らしく魅せる事を頑張ってました。
小幡選手は序盤でスワンダイブ式プランチャの失敗があったのに,その後影響も無く前向きに戦いました。くじけず体一杯で動き回り頑張ってました。
一人キャリアがある井上選手。このポジションに対して色々あるでしょが,若い選手以上に熱く戦いました。動きに関しては重く確実でした。やはりキャリアとは素晴らしい武器ですね。全選手を引っ張り熱を引き出し頑張ってました。
6人の頑張る選手達が繰り広げるガンバルマンワールドは,試合が進むにつれ熱く激しく。互いに意識しあい。自分の進んで来た道と,行く道に対する意地と誇りが激しく交差しあいました。
最後は井上選手が,キッチリプロレスの基本逆エビ固めで勝利をもぎ取りました。若い選手達の未来と,頑張りに心をうたれました。ありがとう!!


入場曲も無く,いきなり選手達が登場


青コーナー軍


記念すべき先発は西山vs井上の顔合わせ


気合の入ったヘッドロック


小峠vs小幡


マイケル選手の逆水平チョップ


小幡選手渾身の逆片エビ固め


井上選手のボディースラム


井上&マイケルで,合体逆エビ固め


小幡選手のローリング・エルボーが炸裂


突っ込んできた西山選手を,マイケル選手がキックで迎撃


井上選手のダイビング・ヘッドバット


井上選手の強烈なエルボー弾


フィニッシュは逆エビ固め

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